新しい元号発表から4日後、桜も見ごろとなったこの日4月5日は我が家の一番最初の家族「ぼっちゃん」の2周忌でした。
約10年前当時働いていた会社の事務所にたまにやってくる野良の三毛猫がいました。
非常に小柄な猫で今度避妊してあげなきゃなぁ、と思っていたところなかなかなついてくれなかったため病院に連れていくことができず、数カ月後にはお腹が大きい状態で現れるようになりました。
段ボールハウスを作ってあげ、無事4匹の猫を出産、そのうちの一匹が後に我が家の家族になるぼっちゃんです。
左からトラ、ぼっちゃん、ちび、くろ
ただ、最初は我が家がペットNGの賃貸だったこともありすぐに家族にする発想はなく、事務所の一室を猫部屋にして乳離れするのを待ち、当時から保護猫等お世話になっていた「パクス大和」さんや病院紹介の里親会で家族になってくれる方を探すようにしていました。
毎日仕事場が楽しかったです(笑)
2回目の里親会に行く前日、もしかしたらもう会えないかもしれないと思いお別れの挨拶に行くと、ぼっちゃんが「行きたくない!!」と言っているのか奥さんの膝に飛び乗り身体によじよじ上って猛アピール。。。
ただでさえ揺らいでいたのにそんなアピールをしてきた私達夫婦はKO寸前でした。
その夜ぼっちゃんが夢に出てきて「だからあんたは大物になれないんだ」と言い放っていったのでこれは神のお告げかと思い、無事?里親が見つからず帰ってきたぼっちゃんを家族にすることに決め、急いでペット可のマンションに引っ越しをしました。
ちなみにぼっちゃんの他の兄弟ですが、トラは海老名にお住いの方とご縁があり、残り二匹のちびとくろは実家の家族、母親の三毛猫はパクス大和で家族が見つかりました。
現在のちび。
ジジを実家に連れていったらぼっちゃんと間違えたらしく大喜びでした(笑)
そこから約8年間、我が家はぼっちゃん(とジジ)が中心の毎日でした。
お風呂が大好きでした。
いつも一緒にいました。
ぼっちゃんのおかげで試験に合格(笑)
ハンモックが大好きでした。
よくしゃべる猫でした。
最期は糖尿病により肝機能の数値が悪くなっていき、半年間入退院を繰り返した結果、2017年4月5日虹の橋へ旅立ちました。
心配で仕方がないジジ
もっと早く気づいていればもしかしたら、、、
病院で孤独ななかひとりで旅だったのでさみしかったのでは、、、
もっとお家で服薬治療がちゃんとできていれば、、、
などなど後悔の連続でした。
ただ、この気持ちがきっかけで飼い主やペット達が必要としているときに少しでも役に立てる仕事がしたい、と思い夫婦で話し合い今のペットシッターの仕事で独立し現在に至ります。
毎日毎日勉強ですが、日々充実した毎日を送れるのもぼっちゃんのおかげですね。
あらためてぼっちゃんに感謝です。
最近ジジの調子が悪いから助けてあげてね。
ペットシッターをお探しの際は是非お気軽にご相談くださいませ。