2年後の東京オリンピック・パラリンピックのために、そこかしこで暑さ対策をしていますね。
その中でも夏場のアスファルトは特に熱いため、早急な対策が講じられています。
では実際にアスファルトは、何度まで熱くなるのでしょうか?
調べてみた結果、なんと
60℃!!
思った以上に高温です!!
では、60℃とはどの位熱いのか。
とある夏、小さいお子さんがやけどをしてしまった記事を見つけました。
1歳の娘さんが炎天下で高温になっていた立体駐車場の金属製の台の上で、手をついてしまったのです。全治1か月の大やけどでした。やけどをしたのは午前11時半、よく晴れていたといいます。女の子が手をついた場所はどのくらい熱かったのか。8月10日、実際に測ってみました。温度分布を色で表示する特殊なカメラの映像で見ると、気温36度の炎天下、駐車場の台の部分は高温を示す赤。63度もありました。
参考:NHK 炎天下 子どものやけどに注意
女の子は幸いにも傷跡が残ることもなく、火傷は治りました。
また、上記記事では鉄格子のため、より危険だったのかと思います。
しかし、アスファルトでも60℃まであがる真夏日。
一般に動物の皮膚が1時間以内で低温やけどを引き起こす温度は、43℃程度と言われています。
43℃を上回る熱さ「60℃」がいかに危険かが分かりますね。
朝や夕方の散歩も油断はできません。アスファルトは熱を溜め込む性質がありますので、気温が低くなってもアスファルトはまだ熱い状態が続いています。
ワンちゃんの散歩に行く前には、アスファルトの温度を手で触れるなどの確認をしてあげてください。