事務所を移転して一ヶ月ちょっと。
習慣とは怖いもので、以前のところからちょっと先に行ったところに今のオフィスがあるのですが、体がすっかり“前の距離”に慣れていて、頭では「まだ先だ」と分かっていても、そこを通るたびにエンジンが切れる様な感覚といいますか、ただ駅から歩いてきただけなのに、その先の疲労度がはんぱありません。
ボクサーの体に3分間というリズムが染みついているように、ウォーズマンが30分しか戦えないように、長きに渡る経験・習慣が、私に朝のゴールを植え付けさせてしまったようです。
これが、全く違う場所や方向であれば、このような感覚はなかったことでしょう。
引っ越したといっても以前の事務所と同じ通り沿いで、通勤時は旧事務所を通り越して行くので、そういった意味では全く新鮮味もありません(笑)
犬のしつけでも、例えば「してほしくない」行動が習慣化しているようでしたら、その見てきたもの・体験してきたものを「見せない・体験させない」という対処で、行動を修正できることがあります。
ピンポンの音に吠える→ピンポンの音を変える
玄関の靴を齧る→玄関に靴を置かないor玄関にゲートをつける
人が通る度に窓から吠える→犬の目線部分(窓の下側)にすりガラスシートを貼る
など。
同じ道のり、同じ環境のなか習慣を変えるのは難しいかもしれませんが、根本をガラッと変えてしまえば、意外と上手くいくものも多かったりします。
私も通勤時に、何かしらモチベーションを見つけたいと思います。
徒歩がトホホ‥にならないように。
by 倉西