本部スタッフの倉西です。
私が納豆好きを公言して早20年。まだ誰にも広まっていませんが、今日7月10日「納豆の日」に、その魅力を余すことなく語りたいと思います。
もう何年も前のことですが、スーパーから納豆が消えたことがありました。
あるTV番組で「納豆ダイエット」が取り上げられた影響で、日本中のダイエッターがこぞって納豆を買い漁ったのです。
あるTV番組というか、「あるある○○典」という番組で、奇しくもこの納豆ダイエットのねつ造が発覚して、打ち切りになった番組です。
2~3日もすれば正常化するだろうと思いきや、1~2週間はずっと「売り切れ入荷待ち」状態で、仕事帰りの私にはどうしても買うことができませんでした。
ほぼ毎日食べている愛して止まない納豆を、もう二度と・・ネバーだけに・・もう二度と口にできないんじゃないかと、それはもう深刻な納豆禁断症状に苛まれました。
納豆の健康効果はペットにも!?
それはさておき、納豆が健康食品であることは間違いありませんが、その効果は人間のみならず、犬や猫にとっても有益にもたらされます。
もちろん、大豆アレルギーを持っていないことが前提ですが、通常の大豆に比べ発酵しているため消化しやすく、ビタミンやミネラルも豊富で、ナットウキナーゼが血液や血管の働きをサポートし、豊富な食物繊維が便通も良くしてくれます。
良いこと尽くめですね。
犬や猫に納豆を与える際の注意
しかし、いくら体に良いからといって、与え過ぎはいけません。
過ぎたるは及ばざるがごとしで、過剰摂取による中毒を起こしたり、食物繊維の摂り過ぎで返って下痢を起こすことも。
大型犬なら多くても半パック、中・小型犬や猫なら多くても1/4パックが適量でしょう。
また、納豆が消化に良いとはいえ、犬や猫は噛まずに飲み込む傾向があるため、大粒のものだと未消化で便として排出されたり、胃腸の負担になることがあります。粒状よりも「ひきわり」で、もちろん付属のタレやからしはNG、薬味のネギなどもってのほかです。
ネバネバが気になる方には、ペット用の納豆サプリもオススメです。
後書き
先のTV番組で、「皆さんは普段どうやって納豆を食べていますか?」という質問に、あるタレントさんが「私は毎朝納豆をかき混ぜて、それからシャワーを浴びて、風呂上りに食べるようにしています」という、不可解な回答をしました。
司会者も(台本があってのことでしょうが)「え?どうして、すぐ食べないのに冷蔵庫から出して、それからかき混ぜて、それを放置してシャワーに入るのですか?」と聞きますが、「わかんない、昔っからなぜかそうしてる」と、再び不可解な回答。普通、理由もなくそんなことしませんよね?
結局、「実はその食べ方が一番良いのです!(納豆はかき混ぜた後しばらく放置して空気に触れさせる方が良い)」みたいな展開になったのですが、納豆だけにスッと納得できるものじゃありませんでした。
そんなことを、いつも納豆の日には思い出します。
by 倉西