本部スタッフの倉西です。
昨日は低気圧の影響か、帰ると同時にバタンキューで寝てしまい、軽く寝てからご飯を食べるつもりが、実に8時間も本格的に寝てしまいました。
夜中の3時にぱっちり目が覚めても、やることがありません。
かといってその時間に食事を取るのも忍びなく・・どうしようかとあぐねているとあら不思議、ふたたび睡魔が襲ってきて、二度目の熟眠にいざなわれたのです。
古来から人は太陽に合わせたサイクルで生活し睡眠をとっていますので、“暗いと眠くなる”メカニズムが備わっているのかもしれませんね。
惰眠を貪りボーッとしていますが、逆に寝過ぎるのも生体時計を狂わせ、それが疲労感を引き起こしよくないみたいですね。
では、動物たちはいったいどのくらい眠っているのでしょうか?
睡眠時間の長い動物 | 睡眠時間の短い動物 |
コアラ(22時間) | キリン(20分~1時間) |
ナマケモノ(20時間) | シマウマ(1時間) |
アルマジロ(19時間) | ウマ(2時間) |
もちろん、それぞれの生活環境などにより多少異なりますが、コアラやナマケモノなどの特別ロングスリーパーを除いて、一般的に草食動物の睡眠時間は短く、肉食動物は長いという特徴があります。
なぜ草食動物の睡眠時間は短いのか
草は低カロリーなので、多量菜食が必須です。
睡眠時間の2倍以上食べることに時間を費やしたり、さらには自らが捕食対象であることから、身を守るために絶えず警戒しなければならないなど、野生動物の場合は特に眠りは浅く、時間も短くなります。
生物学的にも「睡眠が生存に不利益なある種の動物はほとんど眠らない」という報告があります。
また、大型動物ほど代謝率が低く、脳細胞の障害を修復する必要が少なくなるとの見解もあります。
ペットの睡眠時間を見てみよう
ウサギ | 8時間 |
ハムスター | 14~16時間 |
猫 | 12~14時間 |
犬 | 10~14時間 |
ちなみに子猫や子犬、また高齢ペットは、もっと長く寝ます。
また、ニューファンドランドのような非常に大きい犬種は、16~18時間眠ることも珍しくありません。
こうして見ると、ペットたちの睡眠時間も実に長いですね。
留守中のペットは眠っている?
野生動物の主な活動は、“食べるものを探すこと”です。
そしてお腹が満たされ、その身が安全であれば、体力を温存するために大半眠ることに費やされます。
しかし、人間に飼われたペットたちは、食事の心配も外敵に襲われる心配もありません。人が居なくなり、遊び相手もいなくなれば、大半は寝て過ごしています。
私たちをお出迎えしてくれるペットたちも、お留守番中は大抵眠っています。
その証拠に、長毛種が顔の周りに“寝癖”を作って出迎えてくれることも多々あり、とてもかわいいものです(笑)
睡眠の大切さと、ペットに最適なお留守番方法とは?
睡眠は、人にとっても動物にとっても、とても大切なものです。
“人生の三分の一は眠っている”ならば、“犬や猫の生涯の約半分は眠っている”ことになりますね。
しかし睡眠は、『安心』からくるものです。
人間は自分の意思で、ホテルや他の場所でも安心だと理解しているから眠ることができますが、それでも枕が変わるとなかなか寝付けない人も多いですね。デリケートがパジャマを着て寝ているような私も、場所が変わるとちっとも寝られません。そしてペットは、人間以上にテリトリー意識が強いため、違う環境に追いやられることに激しいストレスを感じます。
ペットがいつも通りの環境で、いつも通り眠って過ごせるお留守番が、心身の健康を守る上でも最も適したお留守番方法といえます。
ぜひ、ペットのお留守番にはペットシッターSOSをご利用ください^^
有資格者のプロのペットシッターが、心を込めて適切にペットのお世話をさせていただきます。
そしてペットがリラックスして、ごはんやお散歩、遊びを楽しんだ後にぐっすり眠れる関係作りこそ、留守中のお世話を預かるシッターの永遠のテーマなのかもしれませんね。
by 倉西