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“はじめて”の克服の仕方


今日から新年度のスタートです。
新入生、新社会人が期待と不安を胸にその第一歩を踏み出す日です。
遅刻寸前でぎりぎりに電車に飛び乗り、これが出来る男の駆け込み乗車だとフレッシュマンに見せつけ、私も先輩社会人として役目を果たせたところです。

さて、ペットを飼っていると、色々な“はじめて”がありますね。

動物は体験を学習していく生き物ですので、チャイム吠え拾い食いなど、好ましくない“はじめて”で味を占める前に対策するのが一番です。

とはいえ、多くはその“はじめて”を体験させてしまい、習慣化してから「困った・・」と初めてしつけをし出しますので、そうなった場合はこちらのコラムなどをご参考ください。
犬のチャイム吠えの治し方
拾い食いの治し方

 

ちなみに我が家の愛犬バーニーズも、今でこそ威風堂々とノシノシどこでも歩きますが、“初めて”家に連れて来たときは、下ろした玄関のカーペットからも出られない程臆病な仔犬でした(笑)

初めて登山に連れて行ったとき、川にかかるちょっとした橋も怖くて歩けず、人間が先に行けばさすがに来るだろうと渡った先で呼んでいたら、何とあろうことか下の川にダイブしたのです。

橋を渡るのがどうしても怖くて、下の川からこっちに来ようとしたのです。

結構な高さから、深さも分からない流れの強い川に飛び込んだため、その瞬間「あ!」と目の前が真っ白になりました。

慌てて下流に走り、何とか岸まで泳いできた愛犬の首輪をつかんで引き上げましたが、あの時のことを思い出すと、いまだに肝が冷えます。

こんな川に飛び込む程橋が怖かったのか?と、とても可哀相な体験をさせてしまいました。

しかし、この橋を克服しなければ先へ進むことができません。
人間なら何でもないことでも、犬には違った世界に見えるのでしょう。
そこで、その怖い世界を優しい世界に変えてあげることにしました。

 

“はじめて”を良い体験とともに

さっき同様、一緒に渡ろうとするも、橋の前でピタッと止まってしまいます。
そこで私は、犬の大好きなおやつを手に取り、それを口元に持っていきました。
犬は橋の手前で、美味しそうにそれに食いつきます。

おやつは全部上げてしまわないで、手の中で隠し少しずつ与えながら、ちょっとだけ前進します。
犬はおやつに夢中になっているので、一瞬躊躇はしたものの、そのまま鼻と口を私の手に押しつけたまま、初めの一歩が橋にかかります。さらに進むと、犬はそのままついてきます。美味しい体験と初めての経験が調和され、後はそのまま少しずつおやつを齧らせながら、不思議なくらいスムーズに橋を渡らせることができました。

渡り切ったところで、待っていた父親に褒められ、犬は大喜びです。
そしてその後は、もう何もしなくても、橋を怖がることはありませんでした。
“成功した”という初めての体験が、橋は何でもないものだ、と犬に学習させたのです。

 

後書き

いきなり難易度の高い“はじめて”の挑戦をさせるのは、犬にとってはとても酷なことと、大変反省する機会となりました。
橋にしても、最初はもっと短かったり、日常にある似たようなシチュエーションから経験をさせて、“うまくできた”という成功体験を積ませるべきでした。


ただその後は、うちの愛犬はメキメキと本領を発揮し、山登りが趣味の父親と色々な山を登りました。高さのある困難な岩場も、父が中腰になりその肩をステップに飛び登ったり(笑)

ぜひ皆さんも、愛犬愛猫との色々な“はじめて”良い体験と共に楽しんでください。

by 倉西

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