お客様とのやりとりに、LINEやfacebookなどのSNSを用いるシッターさんも多くいます。
“プロフィール画像がペット”は、もはや定番と言ってもいいほどメジャーですが、今日はそんな『アイコンに見る深層心理』を探ってみたいと思います。
地鶏画像を載せている人
これはもう養鶏職人か鶏専門店の店長さんですね。
というパンチの利いた鋭いボケは置いておいて、ここからが本題
自撮り画像を載せている人
今の自分に自信のあるタイプ。
外面的にもそうですが、内面的な私生活の満足度の現れでもあり、自己意識が高くナルシストな一面も。
外国人の方に多く、私も駅前留学していた頃は、講師の方はみな自分の画像をアイコンにしていました。
アニメなどのキャラクター
自分の外見よりも、信念や価値観といった内面を見てもらいたいタイプ。
その世界観が好きということをアピールしていますので、キャラクターの個性にもよりけりですが、オタクっぽさを敢えて演出するというのもトレンドです。
風景をプロフィール画像に載せている人
他人目線でキレイと思えるものを共感したいタイプ。
旅先なのか行きたい外国なのか夜景なのか、その光景に浸りたい感情の表れでもあります。
自己評価が厳しく気配り上手で、人前に出たり自己主張は苦手でも、コツコツ努力する頑張り屋さんが多い。
自分の飼っているペットを載せている人
自分のペットが大好きなのは言わずもがな、人や動物とのつながりを何より大切にしている愛情深いタイプ。
癒したい、と同時に癒されたい願望も強く、人肌恋しいロマンチックな一面も。しかし実際はネットと現実をしっかり分け、警戒心も強く距離感を重んじ、プライベートでも相手をじっくり見定める慎重派。
初期設定のままの人
単純に不慣れか、設定するのが面倒くさいタイプ。
ネットの交流より現実重視で、リアルに仲の良い人としか交流を望まない性格。
逆に「無頓着な自分」をアピールするケースも。
やたら画像を変える人
飽きっぽいタイプ。
色々なものに感心、興味を持ち、常に自分を満たしてくれる何かを探している人。
私生活に不満やストレスを抱えていて、ネットに傾倒し依存しやすいことも。
・・と、あたかもそれっぽくネットの情報を参考に書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
個人的には、こうした類のものは一切信じていません(笑)
なぜなら、自分がどの画像を使っていようと、上にあげた全てのタイプに引っかかるからです。
これをバーナム効果(誰にでも該当するような一般的な性格を特別に感じる心理学の現象)といい、「あなたは今、人間関係に悩んでいますね?」などと、占い師がよく使う手法でもあります。悩み事の大半は何かしら人間関係が絡んでいますから、当たって当然なのです。
ただもし、このブログを見た方の中に養鶏所の職人がいて、アイコンに地鶏を使っていたとしたなら、その人にとって私は唯一無二の心理学者ということになります。
by 倉西