本部スタッフの倉西です。
いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬が自分の寝床を整える』の記事が面白かったので、ご紹介します。
犬が自分の寝床を一生懸命整える理由
――犬が自分の寝る場所を一生懸命整えるような行動をするのは、どのような理由・心理からなのでしょうか?
山口先生:
「犬は野性のころから穴を掘って寝床をつくる習性があるため、その習性からくる行動だと思われます」――犬が自分の寝床を整えようとするとき、どのような行動が見られるのでしょうか?
山口先生:
「安心して心地よく眠れる寝床をつくるために、寝ようとしている場所をホリホリと掘ったり、それによりくぼみをつくろうとしたり、寝ているときに邪魔になるものをどかしたりするなどの行動が見られるでしょう」――愛犬が自分の寝床を一生懸命整えるような行動を見せる場合、飼い主さんがすべきことなどはありますか? また、NGな対応もあればあわせて教えてください。
山口先生:
「愛犬が寝床を整えるためにしている行動を、邪魔しないようにしてあげてください。また、部屋の照明を少し落としたり、テレビの音量を下げたりするなど、愛犬が心地よい睡眠がとれるように配慮してあげるとよいでしょう」犬が自分の寝床を一生懸命整えようとするのは、野性のころからの習性が関係していることがわかりました。愛犬が安心して心地よく眠れるように、ふだんの睡眠環境についてもできるだけ配慮してあげたいですね。
寝る前のホリホリは犬流のベッドメイキングなのでしょうが、買ったばかりのクッションや布団の上でやられると、「あーあー 破けちゃう~」と心配になりますね。
でも、掘り切ってドカッとくつろぐ犬の満足そうな表情を見ると、「仕方ないか・・」と許してしまいます。
野生時代の名残で、「それをした方が気持ちがいい/落ち着く」という本能の現れなのでしょうが、実際に「フィットする窪みがあればいい」という感覚は、私自身とてもよく分かります。
私も常々、体を横向きにして寝る際に「肩の部分が下に埋まる窪みがあればいいのに」と思っていて、その理想を追求するために、それはもう何度となく枕を買い換えました。
人間の体の動きに合わせて、常にベストの窪みをグネグネ作ってくれるAIベッドの開発を期待しつつ、これからも犬の掘り掘りに負けないよう掘り出し物の枕を見つけたいと思います。
by 倉西