犬の雪玉

2025.03.06

先日、二日間に渡り都心でも雪がちらつき、ほんの少しですが積もりました。

雪が降るとテンションのあがるワンちゃんも多いと思います。
しかし、雪がうれしくて飛び込んでいくと、犬種によっては雪のお土産を大量にくっつけて散歩することになりますよね。

このお土産こそ、犬の毛に絡みつく雪玉です。

雪玉はなぜできるのか？⛄　

この雪玉、犬の毛についた雪が体温で溶けて、そこに新しい雪が付着してかたまり、それがまた溶けて・・・を繰り返すことで大きくなるようです。
足はもちろんのこと、胸・お腹・お尻、顔にだってくっついてしまいます。
そして、なかなかとれません(;^ω^)
雪玉ができやすい犬種は、プードル、シュナウザー、ゴールデンレトリーバー、スパニエル系と言われています。ウェーブがかった柔らかい毛並みをもつ犬種です。

反対に雪国生まれの犬種であるシベリアンハスキーなどは、直毛のオーバーコートが雪をはじきやすく、雪玉ができにくくなっています。

雪玉を取るには　

雪玉には大小さまざまな大きさがありますが、どれもなかなかとれません！！
無理に引っ張って取ろうとすると、皮膚まで痛めてしまう危険があります。
そのため、お湯で溶かして取るのが、一番キレイに取れる方法です。
少し手間かもしれませんが、お湯でワンちゃんの体を温めながら、しっかり雪玉を溶かしてあげてください。
その際、人もワンちゃんも風邪をひかないよう気をつけてくださいね。

雪玉を作らないようにするには　

毛に雪が付着しないよう、洋服を着せてあげると雪玉対策になります。
防寒対策にもなりますので、ワンちゃんが洋服を着るのが嫌でなければ試してみるのも良いでしょう。
また、雪のお散歩は足元が見えないので、石やガラス、その他足を怪我するものを踏んでしまうかもしれません。
不安であれば犬用靴も履いてみても良いでしょう。