本日はペット図鑑のご紹介です。
第33弾『チャウチャウ』
- 原産国:中国
- グループ:5G 原始的な犬・スピッツ
- 体高:48 ~ 56 cm
- 体重:20 ~ 32 kg
- 歴史
チャウチャウの歴史は非常に古く、紀元前からすでに中国に土着していたという記録が残っています。チャウチャウの起源となる犬については明確な記述が残されておらず、その外見からサモエドやチベタン・マスティフなどの犬種が祖先犬ではないかと推定されています。18世紀後半にイギリスに輸入され、愛犬家で有名なヴィクトリア女王が関心を持ったことで一気に注目を浴びました。狩猟犬や番犬として活躍していた時代もあったようですが、大変豊富な皮下脂肪を蓄えた体質であったことから、猟犬や番犬としての役目だけでなく食用、毛皮用として飼育されてきた悲しい過去を持っています。日本では、高度経済成長期にカラーテレビのTVコマーシャルに登場したことがきっかけで人気が高まり一時は富裕層を中心に絶大な人気を誇りました。
- 名前の由来
1700年代の終わり頃、チャウチャウが船でヨーロッパに渡る際の積み荷の明細に「東洋の骨董品・珍しい装飾品」を意味する「チャウチャウ」という言葉が記載されたのが由来という説があります。また、チャウチャウはそり犬として活躍していたこともあり、中国でそりのことを「チャウ」ということからその名がついたのではと考えられています。
- 被毛
一般的な長毛のラフコートと、滑らかな毛質のスムースコートの2種類に分かれます。毛色はブラック、レッド、ブルー、フォーン、クリーム、ホワイトでしばしばシェード(陰影)が入っています。
- 性格
チャウチャウは冷静で警戒心が強く、頑固な面があります。他犬や家族以外の人間との無防備な交流はあまり得意とせず、家族との密な関係性が適しています。そのようなチャウチャウの性格から「生まれつきの番犬」という異名を持つほどです。
- 特徴
珍しい特徴として、舌の色が青黒い色をしています。舌の色は祖先から受け継いだものとされており、健康な状態です。子犬時代はピンク色をしていますが、成長とともに青黒く染まっていきます。
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スタッフ石井