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「よいお年を」の正解

年末年始の挨拶は、いっそのこと「いつからいつまで」とルールを決めてほしいと思っています。

この時期、あまり早く「良いお年を〜」と言うのも、何だか年内の再会を避けているようで失礼にも感じますし、昔と違って「正月」をそこまで特別視しなくなった現代、挨拶だけ(いつまで言おうか?/この人にはもうしてなかったっけ?)と迷いながら「明けましておめでとう〜」と言うのも、何だか違うような気もします。

「良いお年を〜」は大晦日だけ、「明けましておめでとう」は三が日だけ、と決まったルールがあれば楽なのですが、だから私は数年前から「抜きな、どっちが早いか勝負だぜ」のガンマン(元旦)スタイルを貫いています。

『早撃ちガンマンの勝負では、敵より先に腰の拳銃を抜いてはいけません。敵が先に抜くまで我慢強く待つことが勝利の条件です』

相手の挨拶を受けて、それに合わせるというスタイルです。これなら迷いも失敗もありません。

ちなみにペットや動物の世界には、人間のように「節目」を儲ける文化や習慣も当然なければ、そもそも「年末」や「新年」といった時間的概念もありません。「もういくつ寝れば〜お正月〜」とパッド折り数えることも、学習したきっかけ(お皿を用意するなど)がない限りは、「もう少し待てばごはんだぞ」という思いもなく、『今この瞬間』が全てです。

年末年始で飼い主さんに会えなくても、安心できる環境でペットシッターが「祝って(ごはんや散歩のお世話)」くれれば、その瞬間はいつもめでたく、毎日毎回そのタイミングで即時的な「おめでとう」が訪れます。

ペットにとって毎日がお正月〜となるような、安全で心のこもったお世話を心がけますので、どうぞ年末年始も安心してペットシッターSOSにお任せください。

そして「良いお年を」に迷ったら、ガンマンスタイルでぐっと堪え、もし向こうも同じスタイルで腰に手を当てようものなら、これはもう我慢くらべです(ガンマンだけに)。そのまま見つめ合って年を越すのも一興です。

ということで、私のブログは来週が年内最後になりますが、一足お先に「良いお年を〜」

by 倉西

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