今更ですが、私は動物を数える際の匹と頭の違いがよく分かっていませんでした。
なんとな~く、猫は匹、犬は頭。と、数えていました。
そこで、気になったので調べてみると、違いが少しだけ分かって(?)きました。
まず、匹や頭、個・枚・杯などは助数詞と呼ばれ、数を表す語の後ろに添えて、どのような事物の数量であるかを表す語のことを言います。(参考:ウィキペディア)
そして、ざっくりとですが、匹は人間の大人より小さい動物に、頭は大人より大きい動物に対して使い分けられています。
そもそも、昔の日本では動物は全て匹として数えられていました。
しかし、明治時代に西洋の文献が動物を「Head(頭)」と数えていたことから、頭という助数詞が知られ始め、そのうち匹と頭の両方が使われるようになり、匹は人間の大人より小さい動物に、頭は大人より大きい動物に使い分けられるようになりました。
ただし、例外もあります。
警察犬や補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬等)など、働く犬達に関しては大きさに関わらず頭で数えるのが慣用の様です。
また、説滅危惧種や希少性の高い生き物も、大きさに関わらず頭を用いて数える場合があります。
日本語って難しいですね…。
他にも、ウサギは羽、釣れた魚は尾や枚、イカ等に関しては杯・・・といった助数詞があります。
匹と頭の違い、なんとなく分かりましたでしょうか。
私はやはりなんとな~くしか分からなかったので、これからもなんとな~くの使い方をしていこうかと思います(;^ω^)
スタッフ石井