アメリカでは、卒業式が5月下旬から6月初旬にかけて行われるのが一般的です。
そんな卒業シーズン真っ最中のアメリカのとある大学で、卒業式に合わせて可愛い名誉博士が誕生しました。
自主的に大学通いを続けた猫、「名誉博士」の学位を授与される
アメリカのバーモント州立大学で、マックスという名前の猫が「名誉博士」の学位を大学側から正式に授与されたそうだ。
彼は大学の近所に住む飼い猫で、毎日自主的にキャンパスに通っていた。マックスはバーモント州立大学キャッスルトン校の正門近く、セミナリー・ストリートに住むアシュリー・ダウさんの飼い猫である。彼がアシュリーさんのもとにやって来たのは、今から4年前のこと。以来彼は毎日のように大学に通い、学生たちはもちろん、教職員の間でも人気のアイドルキャットになった。
そして、4年間大学に通い続けたマックスは、この度学生らといっしょに学位を取得。大学を「卒業」することに。6日付のバーモント州立大学のFacebookには、以下のアナウンスが掲載された。
「皆さん、学位授与式がもうすぐやってきます。我々はそれをお祝いするとともに、ここに特別な学位の授与者を発表します。
大学の教授陣からの大きな賛同を得て、理事会は猫のマックス・ドウに名誉博士の称号を授与し、キャットニップと爪とぎ、そして専用トイレを特典として進呈することを決定しました。」
爪とぎは構内の柱で爪とぎできる特権とのことで、クスリと笑ってしまいました。
個人的には、ぜひ校長室で爪をといでもらいたいです( *´艸`)
また、飼い主の女性が「夕方5時を過ぎてまだ大学で見かけたら家に連れてきてほしい。」と呼びかけたところ、実際に学生が連れて帰ってきてくれたことがあるそうです。
皆に愛された猫 マックス名誉博士
彼のキャンパスライフがこの先も幸せであるよう、願わずにはいられません。
スタッフ石井