MENU
0120-688-505 電話受付:平日10時~17時(土日祝休み)

ご予約・お問い合わせ

更新情報 INFORMATION
ホーム » 更新情報一覧 » 走る!!

走る!!

皆さんは、ワンちゃんと“かけっこ”してますか?
もちろん、ペットシッターのお世話は安全第一が原則ですが、飼主さんとワンちゃんが望み、慣れていたり大丈夫な環境であれば、極力“RUN”も取り入れて、犬の欲求を満たしてあげています。
 
「よ〜〜い、ドン!」2本足と4本足、また身体能力の差はあれど、なかなか“走る機会”の少ない現代人。わんちゃんのストレス解消とシッターさんの肉体強化を兼ね、“楽しみながら走って走りながら体が楽しむ”というシーソー効果を、シッター自身も味わっています。

 

犬にとって“走る”とは!?


そもそも、私たちが考える“走り”のイメージって、部活の体力作りやマラソン大会、はたまた校庭10週!だったりと、何かと地味で辛いこと・・または罰的な意味合いも兼ねた、なんとなく“嫌なもの”ではなかったでしょうか?息は上がるし汗はかくし・・・。
では、犬にとってはどうでしょうか?

犬はご存知の通り、もともと人間の暮らしに役立つよう品種改良されてきた動物です。その本能と運動能力を生かした“狩猟”“牛追い”、娯楽で言えば“レース”“犬ぞり”など、それぞれの能力に特化した、実にさまざまな仕事をしてきました。

しかし、ペットとして飼われるようになった近年、安全で守られた狭い空間で、せっかくの作業能力を持て余し、なかなか力を発揮する場所もチャンスもありません。
特に私たちがお世話に伺うワンちゃんは、飼主さんがいない孤独感やストレスも多く、たいていやることもなく暇で眠っていることがほとんどです。

本来、犬は本能として「獲物を狩る」ことや、運動能力を存分に生かして「駆け回る」ことを求めています。なかには、大人しくて散歩もあまり好きじゃないコもいるでしょうが、元気なコは大抵、散歩に行きたくて、探索したくて、動きたくて走りたくてうずうずしているのです。

 

走るメリット

犬にとって“走る”ことは遊びであり、気晴らしや運動不足・ストレス解消などといいこと尽くめ。もともと獲物を追い掛け回し“狩り”をして暮らしてきた犬にとって、“走ることは生きること”と言っても過言ではありません。事実、獲物より「速く」走らなければなりませんし、犬の『走るもの(逃げるもの、目の前を通り過ぎるもの)を追いかけたくなる』という習性も、獲物として追いかけようとする本能であり、DNAに組み込まれた行動レパートリーと言えるでしょう。
これが満たされなければ、場合によってはストレスとなり、無駄に吠えたり地面に穴を掘る、噛み付いたりゴミ箱をあさるなど、人間側から見た『問題行動』の引き金になることもあります。


“走れば楽しい”“共に走ることで達成感を得る”のは、走ることによって脳から分泌されるエンドルフィンの影響からだと言う説も。エンドルフィンとは脳内で生合成されるホルモンの一種で、別名「脳内麻薬」とも言われ、モルヒネなどと同じ効果(多幸感など)をもたらします。マラソン選手が感じるランナーズハイも、この物質が作用して起きる状態のことを言います。

犬は、走る(遊ぶ)ことでエンドルフィンが分泌され、「楽しい!」「もっと走りたい!」という気持ちになり、走ることで生じる体の負担をエンドルフィンによる鎮痛作用で和らげたりしているのです。
脂肪燃焼の効果もあり、まさに犬にとって“走る”ことは、くすぶっている運動欲求や作業欲求に火をつけ、心臓や肺といった循環機能、代謝機能、免疫機能の向上など、心身ともに大変メリットがあることなのです。

・・とはいうものの、犬が満足いくまで一緒に走る自信・・ありますか?

 

運動には「身体的」なものと、「精神的」なものの二種類ある

犬の『スピード』『元気』『体力』は、私たちペットシッターが毎日体感している通りです。人間がいくら全速力で走ったところで、並走するワンちゃんにしてみればスキップ程度(?)なものかもしれません。かけっこして一緒に遊んでいるという満足感はあるかもしれませんが、“走る運動”と呼ぶにはまだまだ程遠いでしょう。


「運動」には、“身体的な運動”“精神的な(心が満たされる)運動”の2つがあります。今回のテーマ『走る』は身体的な運動で、おやつを隠した宝探しや「お座り」「伏せ」など、体よりは頭を使い、人に褒められて楽しいと思うようなトレーニング(頭と心を動かすもの)は、精神的な運動と言えます。

前述したように、私たちが犬と同じ土俵に立ち、犬の身体的な運動能力を存分に発揮させ満たしてあげることはまず不可能でしょうが、遊びやしつけゲームなどの精神的な運動を用いて、犬の運動欲求を満たしてあげることは可能です。

例えばある飼主さんは、1歳に満たないアメリカンピットブルテリアを、毎日朝夕2時間ずつ散歩の延長で走らせたり、ボール遊びをして運動させていました。それでも元気いっぱいなそのコは、家に帰ってもまだまだ遊び足りず、有り余る体力で“もっと遊んで!”と活発的に動き回る毎日です。ところが、週に1度、たった1時間のしつけ教室に通わせたところ、驚いたことに帰りの車では、疲れて熟睡してしまうようになったそうです。簡単なしつけトレーニングなどの「頭と心を使った運動」が、いかに効果が高いかが分かりますね。

 

犬を上手に走らせるシッターテクニック

しかし今回のテーマは「走る!」です。「脳トレ」はひとまず置いておき、風を切って風を起こす、疾風の如く疾走するには、なんと言っても脚力と体力で勝負!
能力、スタミナに歴然の差があろうと、犬を走らせるときの注意点をここでいくつか紹介致しますので、入念なストレッチと共にチェックしてください。

  • 普段から散歩中に走らせることを取り入れているか
  • 犬との信頼関係が築けている
  • 犬との体重比や力の差はどうか
  • 芝生や土の上など走らせるのに適した場所があるか

そして何より大切なのが、“ひっぱられたときに制御することができるかどうか”、です。シッターに求められるものは兎にも角にも“安全”ですから、“走り”を取り入れる場合は、しっかりと止められることが絶対条件です。
また、何も一緒に競争しなくても、広い場所でロングリードを用い、ボール投げで犬だけを走らせる、という方法もあります。投げては犬が全力で追いかけ咥えて持ってきて、それをまた投げる、の繰り返し。女性の方で、そんなに遠くへ投げられない、といった方は、「チャキット ボール・ランチャー」というアイテムもお勧めです。これなら肩を壊して甲子園の夢を諦めることなく、何度でも簡単に遠くに投げられますし、よだれでベタベタのボールに直接触らずに遊ぶことができます。


<チャキット ボール・ランチャー>
カップにボールを入れて振るだけで簡単に遠くまでボールが投げられる

走り(走らせ)が上達すれば、犬も本来の欲求が満たされ、まさに犬と人間の走上(相乗)効果が生まれることでしょう。
ペットシッターSOSでは、これからも『お客様の安心』『ペットの笑顔』を全力で駆け繋いでいきます

 

関連記事

 

年月別 アーカイブ

本部スタッフブログ検索

ピックアップメニュー

最寄りの店舗を探す

まずは下記から最寄りの店舗を探しましょう。
店舗一覧からお探しの場合はこちらのリンクからお探し下さい。

ペットシッターの
ご予約について

ペットシッターのご予約・お申し込みは、お近くのお店に直接ご連絡いただくか、
フリーダイヤル、またはフォームからお問い合わせください。ご不明な点やご質問なども、お気軽にお問い合わせください。