夏の3ヶ月間だけは、地下鉄に乗り換え通勤定期を延ばし出勤している倉西です。
乗り換えようが乗り換えまいが、会社までの所要時間や歩く距離は、ほとんど変わりません。
しかし逃れられない日差しがドラキュラの如く体力を奪い、何より汗でYシャツをびっちょりさせるため、やむなく別ルートを選んでいます。
夏はワンちゃんの熱中症対策で、お散歩の時間やコースが変更されるのと同じですね。
そして今日、混雑した電車内で、屈強かつ背の高い外国人に囲まれました。
腕毛や体温の圧迫感、独特の香水(?)に、これまたドラキュラの如く意識を奪われかけましたが、もし私が彼らより頭一つ背が高かったら、こんな思いはしなかったのに・・と「高さと暑さ」の関係をまざまざと見せつけられました。
犬も人間よりずっと低い位置を生活圏としています。
靴を履いた人間が外を歩いて「暑いな」と感じる以上に、犬はダイレクトに地面からの照り返しの“熱さ”を受けているのです。
こちらの記事によると、大人よりも地表に近い子供やペットは、大人が感じるより3~4度高く暑さを感じているといいます。
(画像はサイトより抜粋)
通常「気温」は1.5mほどの高さで測られますので、人間用に発表される“気温”と、実際に犬が体感している“気温”には、文字通りの温度差があることになりますね。
そうした『高さ』と『暑さ』の関係を意識して、これからの夏のお散歩には、くれぐれも気をつけましょう。
地面に手を触れ、実際に暑さを確かめる行為は、“これから犬と一緒に無事にお散歩を楽しむための儀式”のようで、ちょっとかっこいいかもしれませんね。
by 倉西