本日はaiboの発売日です。
ペット好きの層と、aiboのファン層がどこまでリンクするか分かりませんが、もし自分が今以上に無垢な子供だったなら、めちゃめちゃ感情移入してしまいそうです^^;
今でこそピュアさを大人の渋面でカバーしていますが、それでも昨今のAI技術の発展(AIの発展にちょっとびびる)を鑑みるに、これを単なる「おもちゃ」と片付けてしまうには、時代に取り残されてしまう危惧があるほど、今回のaiboには様々な新機能が搭載されています。
アイボに搭載された新機能
まずは、性別が選べること。
恐ろしいことに、一度設定すると変更できない仕様になっていますので、これも本物のペット同様慎重に選ばなければなりません。
昔ドラクエで結婚相手にフローラを選んでしまったときの“取り返しの無さ感”を思い出します。
そしてaiboが大人に成長するまで、実際の犬と同じように1~2年程度の月日を要す点も侮れません。
外貌は変わらないまでも、その精神的な成長は、環境や人との関係によってどんどん学習を重ね、個性が育っていくとのこと。
そして、しっかり飼主を認識する点も心くすぐられます。
飼主じゃなくても、人の顔を認識するので会えば会うほど親近感を覚えてくれるのだとか。
もしaiboをペットシッターに任せてくれる奇特な飼主さんがいたら、日増しに懐いて尻尾を振ってくるaiboに、我々は「機械」を扱うように無表情でいられるでしょうか・・?
それでもアイボは「犬」ではなく高性能な「ロボット」
と、ここまで聞くと、AIってすごい!もう感情ある生き物と変わらないじゃないか!?と思ってしまうかもしれませんが、やはり決定的に違うのは(当たり前ですが)ロボットであるということ。
「写真とって」と言えばカシャリ!と鼻先に搭載されたカメラで撮影しますし、新しい「ふるまい」を教えたければ有料無料の「ふるまい」をaiboストアから追加します。連続稼働できるのは2時間までで、3時間の充電やバッテリー交換が必要です・・。食べて糞して血が流れて命鼓動するペットとは、やはり似て異なるもの。全く別次元で楽しむものかもしれません。
後書き
しかし、ロボットとしても“犬”がいち早く人間社会に溶け込んでいくというのが、何だか嬉しくもあり、人と犬の絆の深さを感じさせますね。
by 倉西