もう少し快適な秋の余韻を楽しみたかったのですが、何だか一気に肌寒くなりましたね。
夏はお互いに「あつ~」と感じた距離感が、むしろ温もりが心地よく、自然とペットと寄り添いたくなる季節です。
夜もベッドにもぐりこんできて、湯たんぽ代わりになっている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、冬毛に生え変わる換毛期でもありますので、ベッドも床も毛だらけ・・というご家庭も多いと思います。
この時期は特にこまめなブラッシングで、セルフグルーミングによる毛球症予防に気をつけてあげましょう。
また、食欲の秋は、人間のみならずペットにとってもいえることです。
暑い時期には落ち着いていた食欲が、涼しくなると共に戻ってきて、ガツガツと明らかに食い付きが違う食べ方を見せることがあります。
これは、少しずつ気温が下がってきたことで、来るべき冬-本来食べ物の少ない冬-に備え今から十分な栄養と体力を蓄えようという、いわば動物の本能です。
食欲は健康のバロメーターでもありますので、たくさん食べるとついつい「足りないのかな?」と上げすぎてしまうことがありますが、健康を考慮した適正量を守り、肥満防止に努めることも飼主さんの大切な役目です。
お皿でポンと出して「あっ」という間に終了~ではなく、手やおもちゃを使って少しずつ上げたり、秋の夜長に工夫してペットとのコミュニケーションを楽しめるといいですね。
by 倉西