本部スタッフの倉西です。
動物園では猿山から梃子でも動かない私が最近ハマっているのは、淡路島モンキーセンターのLIVEカメラです。
ここに通称カッコンと呼ばれる-引っ張るとエサが出てくる-遊具があるのですが、これの覇権争いも魅力の一つです。
小さな猿は周りを警戒しながらカッコンし、体の大きな強い猿は奪うようにカッコンして、落ちてきたエサをゲットします。
ここでは鹿も飼育されていて、猿がカッコンに興じていると、おこぼれに与ろうと鹿も寄ってきたりします。
ときどき猿にパンチされていますが、まったく動じてない(むしろ顔を掻いてもらってる感覚?)ところも、見所のひとつです。
そして私は常々思っていました。
『猿は器用に手が使えるからカッコれるけど、四本足の鹿は猿に頼るしかなく難儀だなぁ、、』と
しかし、閉園後の夜間にLIVE映像をチェックしてみたところ・・・↓
「鹿もカッコれるんかーい!」
と慌てて動画を撮影しました。
これはまさにオペラント条件付けと呼ばれるもので、猿も鹿も「紐を引っ張ればエサが出てくる」ことを学習しているから、積極的に報酬を得ようとその行動が強化、習慣化されるのですね。
「そうか・・鹿は猿に邪魔されない夜中にカッコンしてるんだなぁ・・」と、貴重な映像が見れたことに喜んでいたら、普通に日中もめちゃくちゃカッコンしてました(笑)
淡路島モンキーセンターYouTubeでは、猿や鹿の日常がリアルタイムで垣間見れますので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
by 倉西