6月の記録的暑さが嘘だったかのように、ここ最近は嬉しいことに、冷房なしでも眠れる日が続いております。
急な夏のブレーキに、心なしか若干の体調不良さえ感じていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
しかし、鰻が高いですね!
最初にあんな得体の知れないニョロニョロしたものを食べた人がいるのも驚きですが、あれよあれよとみんな大好きになり、値段は年々高騰しています。
明日は夏の土用の丑の日。
ぜひ鰻で栄養をつけたいところですが、特に国産物ともなると、高級すぎて手も足も出ません(←鰻だけに)。
丑の日はウナギに限らず、うどんや梅干しなど「う」の字のつくものを食べても、夏バテにいいのだとか。
まあ、これは迷信ですが、『夏の栄養』と言った意味では、暑い時期に多少ペットの食欲が落ちることは、珍しくありません。
とはいえ“食欲”は健康のバロメーターでもあり、「暑いけど今日も元気だよ」と言葉で教えてくれないペットがごはんを残せば、飼い主さんとしては「どこか悪いのかな?」とたちまち不安になってしまいますよね。
一日近く全く食べないなら問題ですが、ペットも人と同じで、上記のように夏に食欲が減退するのは、極々普通のことです。
むしろ、それを見越してフードを2割くらい減らすことも推奨されていたりします。
暑い季節はぐで〜っとして運動量も少なく、冬と違って体温維持にもエネルギーを燃やすことがないため、そこまでカロリーを消費しないのですね。
そこで気をつけていただきたいのが、「食べない」からといって、フードに過度なトッピングをして、嗜好性を高めてでも何とか食べてもらおうとすることです。
一度その味を覚えてしまうと、また同じ“美味しいもの”を要求します。
犬は“体験を学習”しますので、「出されたフードを食べないでジッとしていれば、また美味しいものを乗せてくれるぞ」と、味を占めるばかりか、結果的に飼い主の不安まで煽り、上手い具合にまんまと美味い具材のまんまを手に入れるのです。
うまいぐあいにまんまと
うまいぐざいのまんまを
この韻の踏み方もうまいですね👍
とにかく、夏は多少食欲が落ちても当たり前。
気にしないで、いつも通りの健康的なごはんを心がけましょう。
ということで、明日は奮発して美味い鰻を食べに行きたいと思います。
え?一度おいしい味を覚えると、癖になるって?
安心してください。否が応でも財布がブレーキになります。
by 倉西