“梅雨明け”とは、何だったのでしょうか…?
梅雨入りも然り、はっきりとした明確なルールはありませんので、それならわざわざ宣言などせず、曖昧なままにしてもいいと思うのですが、皆さんはどう思いますか?
そもそも季節は、「今日から夏!」「はい、この瞬間秋に変わりました。衣替えしてください」とデジタルに変わるわけではなく、その変化はグラデーションです。
暦上「立夏」「立秋」などありますが、立秋に至っては8/7ですから、カレンダーを見て「もう夏も終わりかぁ」と感じる人がいないように、実際の気温や天気、肌感覚こそが何よりものをいいます。
そう、お空に線引きなど出来ないのです。
ところで、『猫の日』は2月22日で、もちろん天気とは無縁なため、実に分かりやすいですね。
しかし、毎回『犬の日』はどっちだったっけ?と迷ってしまいます。
犬の日はは1月11日ではなく、11月1日。
どっちも1並びなら、猫同様オール1で11月11日にしてくれれば、いちいち迷うことはないのに(←うまい)と思うのですが、さすがにそれは吠えすぎで、犬に失礼と思ったのかもしれません。
吠え方のパターンとしては、ワン!ワンワン!(1月11日)の方がしっくりくるのですが、ジャブを2回打ってのストレート、ワンワン!ワン!(11月1日)の方が、言われてみれば確かに玄人感がありますね。
そんなわけの分からないことを考えながら電車を降りたら、網棚に折り畳み傘を忘れたことに気づきました。
まだ買って間もない、4,000円もする私にとっては大変高価な傘でしたので、慌てて取りに戻ります。
幸い終着駅だったため、止まっていた電車からゲットすることができました。
・・・が、次の瞬間プシューッとドアが閉まり、折り返し電車が発車してしまいます。
今朝はそんな恥ずかしい理由で遅刻してしまいましたが、それもこれも全て“ちっとも雨が上がらない梅雨明け発表”のせいです。
今日からは、空と自分の間にあるものだけを信じたいと思います。
by 倉西