2022年2月22日という、見事なまでに「2」並びの、今世紀最大の猫の日。
ペットシッタースクールではこの日、「猫」ではなく「犬のハンドリング実習Ⅱ」が行われます(笑)
ちなみに、今回はテレビ番組の撮影も入る予定ですので、また放送日などの詳細が決まりましたら、お知らせしたいと思います。
テレビ撮影といえば、以前に『認定ペットシッター資格』や、それを活かした『ペットシッターSOS』の活動を番組で取り上げていただいたことがあります。
その際、私も二日間に分けてインタビューを受けてしゃべりにしゃべったのですが、オンエアを見たら1ミリも使われていませんでした(笑)
取材「ここは、どんな学校なんですか?」 倉西「はい、ここはペットシッターの学校なんですよ」 |
↑よくあるこのシーン。
笑顔が硬いとか、犬の人形を持ってとか、それを撫でながら登場してとか、言われるがまま8回くらい撮り直したのに、全カットです。
ゴールデン番組で友達に結構宣伝していただけに、その日のビールはいつになく苦かったのを覚えています。
まあ、そんなことはおいておいて、2月22日ニャンニャンニャンの猫の日にちなみ、アニコムさんより毎年恒例の『猫の名前ランキング』が発表されました。
気になる結果はこちら。
総合ランキング | ||
---|---|---|
順位 | 名前 | 頭数 |
1位 | ムギ | 479 |
2位 | ソラ | 376 |
3位 | レオ | 327 |
4位 | ココ | 323 |
5位 | リン | 298 |
6位 | キナコ | 289 |
7位 | ルナ | 266 |
8位 | レオ | 260 |
9位 | モモ | 252 |
10位 | マロン | 245 |
男の子♂部門 | ||
---|---|---|
順位 | 名前 | 頭数 |
1位 | レオ | 319 |
2位 | ソラ | 287 |
3位 | ムギ | 269 |
4位 | コハク | 158 |
5位 | マロン | 152 |
6位 | コテツ | 150 |
7位 | マル | 143 |
8位 | フク | 140 |
レオン | ||
10位 | テン | 138 |
女の子♀部門 | ||
---|---|---|
順位 | 名前 | 頭数 |
1位 | ココ | 242 |
2位 | モモ | 234 |
3位 | リン | 233 |
ルナ | ||
5位 | ムギ | 210 |
6位 | キナコ | 203 |
7位 | メイ | 175 |
8位 | ハナ | 166 |
9位 | モカ | 158 |
10位 | ベル | 137 |
漢字の名前部門 | |||||
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男の子 | 女の子 | ||||
順位 | 名前 | 頭数 | 順位 | 名前 | 頭数 |
1位 | 茶々丸 | 85 | 1位 | 茶々 | 40 |
2位 | 琥珀 | 83 | 2位 | 花 | 35 |
3位 | 福 | 72 | 3位 | 姫 | 34 |
4位 | 空 | 53 | 4位 | 凛 | 31 |
5位 | 大福 | 45 | 5位 | 鈴 | 26 |
麦 |
人気品種ランキング | |||
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順位 | 品種 | 頭数 | 割合(%) |
1位 | スコティッシュ・フォールド | 8,984 | 16.2% |
2位 | 混血(MIX)猫 | 6,781 | 12.3% |
3位 | マンチカン | 5,984 | 10.8% |
4位 | アメリカン・ショートヘア | 4,173 | 7.5% |
5位 | ノルウェージャン・フォレスト・キャット | 3,445 | 6.2% |
6位 | ラグドール | 3,261 | 5.9% |
7位 | ブリティッシュ・ショートヘアー | 3,130 | 5.7% |
8位 | ミヌエット | 3,106 | 5.6% |
9位 | サイベリアン | 2,625 | 4.7% |
10位 | ベンガル | 1,867 | 3.4% |
総合ランキングは「ムギ」が1位を獲得し、3連覇を達成しました。
「ムギ」は、男の子部門では3位、女の子部門では5位と、男女別では昨年から順位を下げたものの、総合では根強い人気を見せました。「ムギ」といえば、「小麦色」を連想するように、毛色にちなんで「トラ」系の猫に付けたり、可愛らしい響きと呼びやすさから名付ける方が多いのかもしれません。
男女別のランキングでは、男の子部門で「レオ」が5連覇を達成。
女の子部門は、「ココ」が昨年3位からランクアップし1位を獲得。漢字で表記される名前では、男の子は昨年に引き続き「茶々丸」が1位で、2020年から3連覇を達成しています。
女の子は「茶々」が4年ぶりに1位に返り咲き、昨年3連覇を果たした「姫」が3位にランクダウン。その「姫」を僅差で抑え、2位の座を勝ち取ったのは「花」でした。品種ランキングでは、「スコティッシュ・フォールド(8,984頭)」が、不動の人気を裏付けるかのように、14連覇を達成しました。
2位は昨年3位だった「混血猫(6,781頭)」がランクイン、3位は「マンチカン(5,984頭)」でした。10位以内の顔ぶれは昨年と変わりありませんが、ラグドール(3,261頭)、サイベリアン(2,625頭)がそれぞれ1ランク順位をあげました。
0歳の子猫を迎え入れ、いざ名前をつけようとなると、やはりその愛くるしい見た目を印象付ける『色』から名前をつける傾向があるようですね。
ペットシッターはたくさんの猫に出会い、たくさんの名前を呼ぶ機会があります。
なかには、とても変わった名前に遭遇し、名づけの由来を聞きたくなることもしばしば。
漫画『寄生獣』のミギーは「名前なんてどうでもいい」と言っていましたが、猫同士が相手を「名前」で認識することはないにしても、自分が「その名前で飼主さんに呼ばれている」ということは、認識しているようです。
犬と違って名前を呼んでもそっけない態度の猫ですが、「チュール」という言葉にはピクッと反応し寄ってきたりしますので、いっそ名前を「チュール」、もしくは「ピュール」「クール」など、イントネーションが近いものにするといいかもしれませんね。
ということで今日は週末ですので、美味しい「ビール」を飲みたいと思います。
by 倉西