本部スタッフの倉西です。
西へ東へと奔走するお坊さんの忙しさを例えて、12月を師走といいますが、年末はペットシッターも大変忙しく、旅行や帰省で留守にされるお客様宅からお客様宅へと、まさにシ走といったところでしょうか。
すでに年末年始のご予約はいっぱいになってしまった店舗もありますが、ペットを普段通りの慣れ親しんだ環境でお留守番させたい方は、ぜひお早めに最寄りのペットシッターSOSまでお問い合わせください。
さて、日に日に寒さが増して、朝布団から出るのも億劫な今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こう見えて私は、朝からしっかりバランスのとれた食事をしてから出勤します。
だからというわけではありませんが、通勤時(駅→会社)は比較的ゆっくり歩き、自分では意識していなかったのですが、今朝歩いていて「あれ?結構人に抜かれるな」ということに気づきました。
それに比べ帰宅時(会社→駅)は、誰にも抜かれないどころか、ばんばん人を追い越す早歩きになっていることにも気づきます。
歩きながら「なぜだろう?」と考えてみました。
決して会社に行くのが億劫で、帰りがルンルンというわけではありません。
それは信号のタイミングだったり、行きと違って帰りの電車時間が定まっていないことや、早く夕飯を食べたいという欲求ゆえのことと合点します。
と同時に、そういえば犬の散歩も、帰ってきて家が見えてくると、急に早足になるなと思い出しました。歴代の我家の犬はみんなそうだったので、同じような経験の方も多いと思います。
ただ犬の場合は、私と違ってスタートダッシュもめちゃくちゃ元気で、中盤はゆっくり落ち着いて歩いてくれるけど、行きと帰りだけはぐいぐい引っ張る、というのが特徴ですね。
おそらくこれも、理由は同じでしょう。
まずは散歩が大好きだから、行きたい気持ちが強すぎて「やったぜ!散歩だー」と、早くニオイ嗅ぎやオシッコがしたくて飛び出します。この点私は、仕事は好きだけど始業時間に合わせて、おしっこも家で済ませているので余裕があります。大人ですね。
そして帰りは、多くの場合「散歩→ごはん」の流れとなりますので、私同様「早く食べたい」と帰宅後の楽しみが勝るが故でしょう。
人の場合、朝は家を出るまではバタバタしていますが、帰ってからはリラックスタイム。その時間を少しでも長く確保したいという気持ちもあるのかもしれません。
人や犬の歩くスピードは様々ですが、手を握る代わりにリードでつながり、同じ目的や楽しみを共有して歩くお散歩は、人にとっても犬にとってもかけがえのないものですね。
通勤時の「家→駅」間は、どうしてもギリギリに家を出る癖が抜けず毎回小走りになってしまいますが、私もいつかは優雅に歩いて出勤できる大人になりたいものです。
by 倉西