猫風邪の一種と言われており、猫ヘルペスウイルス1型を原因とする感染症です。
感染すると2~4日間の潜伏期間のあと、発熱・くしゃみ・咳・よだれ・鼻汁・目の充血・結膜炎・目やにといった症状が見らるようになり、鼻汁により鼻が詰まることで口呼吸するようになります。
体力のある成猫では軽症ですみますが、体力のない子猫や高齢猫等の場合は重症化しやすく死亡率も高くなります。
猫カリシウイルスなどと混合感染した場合も、重症化しやくなります。
また、一度感染するとウイルスが神経節に潜伏するため、治癒後も再発することがあります。
治療については対症療法となるため、ワクチンによる適切な予防が重要です。