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スーツの愚痴をただただ言う

雨と蒸し暑さに苛まれる、一年の折り返し地点です。
これからの季節は、『ペットの熱中症』にも十分注意が必要ですね。

雨の日は、ただでさえスーツは着難いのに、電車で座ったときなど腿にピタッと張り付いて、いつも以上に不快です・・。
つまんで空気を入れようと、前の人の邪魔にならないよう足をそ~っと伸ばしたり・・なんでこんな動きにくいんだと、テンションまで曇ってしまいます。

本来“何か目的をもって着用する服装(=ユニフォーム)”は、理に適った形状であるべきで、例えばペットシッターさんのエプロンのように表面が汚れてもサッと替えられる衛生バリアであったり、鳶職人のバランス感覚や足のケガを守るだぼだぼのニッカポッカだったり、スポーツにおけるユニフォームは言わずもがな、それぞれの用途に合った防汚や機能性を兼ね備えています。

ところがスーツはどうでしょうか?
窮屈で動きにくいし、夏は暑いし冬は寒い、洗濯も不便でおまけに“高い”ときています。
欲しくないものを高いお金を払って買う・・これはもう精神修行です。

2015年にマイナビが行った「スーツで仕事をするべきだと思いますか?」というアンケートに対し、実に64.3%の人が「いいえ」と答えているのに(「はい」は28.7%)、なぜいまだにビジネスマンの正装、オフィスワークの常識みたいになっているのか、甚だ疑問です。

ちなみにグーグルのドレスコードはWearsomething、つまり「何か着ていればいい」という価値観で、見た目の同調性より、能力や合理性を優先するアメリカでは、既にスーツは時代遅れという風潮さえあるようですね。

頭を使うにせよ体を使うにせよ、“動きやすく快適”であることこそが、最大のパフォーマンスを発揮すると思うのですが、皆さんはどう思われますか?

そんなことを考えながらスーツ姿で昼食を食べていたら、クーポンでもらえたマヨネーズたっぷりのふわとろ卵焼きを膝の上に落としました・・。

by 倉西

 

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