ペット保険のアイペット(アイペット損害保険株式会社)さんが、『保険金請求が多い傷病のランキング』を発表しましたので、情報をシェアしたいと思います。
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昨年に続き犬は「皮膚炎」猫は「下痢」がトップ
2021年6月9日発表のランキング結果によると、犬でもっとも保険金請求が多かったのは『皮膚炎』、猫では『下痢』という結果になりました。
どちらも昨年に続いての第一位ですので、犬猫共に相対的に多い病気の症状といっていいでしょう。
特に皮膚炎は「5人に1人が皮膚トラブルで請求している」という調査結果もあり、多くのドッグオーナーさんが悩まされています。
保険請求額は「発見のしやすさ」とも比例する?
よほどのケガや食欲不振、倦怠感といった体調不良が見られない限り、毎日目にする皮膚や便に、その変化や兆候が気づきやすいのかもしれませんね。
特に皮膚は、首を振ったり後ろ足で掻くなど「かゆがっている様子」や、執拗に舐めたり噛んで「患部が赤くただれる」など、より目につき発見しやすい症状といえます。
外耳炎など、特に人が顔を近づける場所で『臭い』に気づきやすいのも特徴ですね。
犬種別「保険金請求が多い傷病」ランキング
皮膚病が一位を占める中、唯一チワワにのみ他にはない「心臓病」が一位にランクインしています。
心臓病の中で、もっとも発症率の高い「僧帽弁閉鎖不全症」は、“心臓の中にある弁がもろくなり血液循環が悪くなることで心臓が弱ってしまう病気”で、チワワの他マルチーズやポメラニアンなども、6歳を超えたあたりから急激に罹患率が高くなります。
運動を嫌がったり咳をしだしたら要注意ですので、「年だからしょうがない~」と楽観視せず、変化を見逃さないよう注意したいですね。
手術ランキングは犬「腫瘍」猫「異物誤飲」がトップ
こちらも犬猫トップの『腫瘍(犬)』『異物誤飲(猫)』は、昨年に続く結果となりましたので、統計的に注意が必要な事故や症状といえるでしょう。
特に猫は加齢や病気によるものではなく、『誤飲』という健康なペットでも起こるトラブルですので、治療費を見て唾を飲むことがないよう、こればかりは日ごろから注意したいところです。
以上、いかがでしたでしょうか。
犬では特に皮膚に関する症状、猫は下痢や泌尿器系疾患が多くランクインしましたね。
あまり見ることのないランキングですので、こうした客観的事実をひとつのデータとして受け止め、愛犬愛猫の健康を見守っていきたいですね。
私も健康診断で毎回肝臓の数値を指摘されますが、目をそらさずお酒もほどほどにしたいと思います。
by 倉西