こんにちは。本部スタッフの倉西です。
東京の桜も満開を迎え、コロナさえなければ最高の春気分を味わえる季節となりました。
東京都の桜の満開は平年より12日も早い2位タイの記録だそうです。
ちなみに、昨年も同日で二年連続2位とのこと。
奇しくもコロナで花見も憚られるときに・・二年連続記録的満開です。
そうなると一位はいつ?と気になるところですが、1953年の統計開始以降、もっとも早い満開日は2002年の3月21日とのことでした。
奇しくも私が入社した年です。
コロナで色々なことが停滞、規制を強いられても、当たり前ですが季節は変わらず巡り、毎年こうして桜の花を咲かせるのですね。
来年こそ笑って花見ができることを願うばかりです。
1都3県に出ていた緊急事態宣言も解除され、春の陽気についつい心も開放的になり、上を見ても下を見ても春を報せる草花に、心なしかペットの足取りまでも軽く感じられるかもしれません。
寒さからの解放、我慢からの解放、そうした世の中の雰囲気にどうしても気が緩みがちですが、万一自身が感染してしまったら、一番困るのは飼主さんに会えないペットです。
社会への責任、ペットを飼うものの責任として、感染対策はこれからもしっかり取り入れていきたいですね。
桜も見ごろを迎え、ぽかぽか陽気で外出しやすくなると、お散歩もゆったり時間をかけたり、いつもとは違う公園まで足を延ばしたり、またいつもはあまりお散歩に連れて行かない人がリードを持つこともあるでしょう。
お散歩仲間で普段は問題なく(犬同士の)挨拶ができていても、ハンドラーが変わることで犬に伝わる刺激が変わり、いつもとは異なる反応を見せることもあるかもしれません。
ペットシッターの場合も、相手の犬(や飼主さん)がこちらの連れている犬を知っていて近づいてきた際、万一に備え十分な距離を保ちご挨拶するだけに留めることがあります。
状況が変われば、犬の反応や行動が変わり、最悪の場合突発的なケンカに発展してしまうこともありますので、不慣れな人がリードを持つことも警戒しながら、春のお散歩を楽しみたいですね。
花見客や人出が増えるということは、それだけ人間の食べ物や犬にとって危険なもの(串やつまようじ等)が落ちるリスクが高まるということです。
もしペットが爪楊枝や竹串などの “先の尖ったもの”を飲み込んでしまったら、胃腸や食道を傷つける恐れがあるため、強引に吐き出させるわけにはいきません。犬が吐こうとして背中をさすってあげたら、うまく吐き出してくれることもありますが(または便として排出することも)、楽しい空気が一変動物病院に向かわねばならなくなるような拾い食いには、くれぐれも気をつけましょう。
また、食べ物以外でも、春は梅(実)やチューリップ(球根)、スズラン(草部分全て)など毒性の強い植物にも注意が必要です。
人間は目で楽しむ草花も、犬には匂いや興味本位で口に入れてしまう対象ですので、“春”だからこそ気を“張る”注意力で、これからのお散歩もぜひ安全に楽しみましょう。
by 倉西