二回目のコロナ緊急事態宣言が、首都圏の1都3県に加え、本日にも11都府県に拡大する見通しです。
ここまで感染者数が増えてくると、身の回りでもチラホラ感染や濃厚接触などの情報が入ってきて、直接的な影響があったという方も少なくないと思います。
もし自分が感染してしまったら・・と思うとゾッとしますが、自身の感染は飼っているペットにも直結します。
新型コロナに感染した場合、ペットシッターSOSにお願いできる?
お客様から多く寄せられる質問のひとつが「もし自分が新型コロナに感染してしまったら、ペットのお世話をみてもらえるのか?」というものです。
ペットを飼っている方なら、誰もが心配することでしょう。
しかし残念ながら、ペットシッターSOSでは「新型コロナウイルス」に感染されたお客様のご依頼は、原則的にお受けすることができません。
シッター自身の感染を防ぐため、引いては関係するお客様の感染を防ぐ目的からも、このような教科書的な回答しかできないことが、誠に残念でもあります。
※お世話環境、感染された状況により、リピーターの方は直接店舗までご相談ください
シッター自身が病気の媒介役にならないことがペットシッターのメリット
ペットシッターの利点は、不特定多数の人やペットの往来がある預かり施設とは異なり、クリーンなシッターがクリーンなお客様宅環境でお世話することで、ペットの健康と病気感染を守れることです。
そのため、通常のお世話でも衛生管理は徹底して行いますが、やはり感染力が高く現在有効な手立てのない新型コロナに対しては、慎重にならざるを得ません。
もし新型コロナに感染したらペットはどうする?
では、もし万が一ペットを飼っている人が新型コロナウイルスに感染してしまったら、ペットのお世話をどうすればいいのでしょうか?
自宅待機のときは外出禁止なため、感染者が犬を散歩に連れ出すこともできません。こうした状況下での実際のお世話例がありますので、ご紹介します。
コロナに感染し自宅待機となったリピーターのお客様で、「わんちゃんのお散歩」のお世話がありました。 お客様と直接接触するわけにはいきませんので、訪問時にペットだけ玄関の外につないでもらい、シッターは使い捨ての手袋を二重に、マスク・メガネ・100円ショップの使い捨てレインコートなどを着てお散歩し、また同じように玄関につないで対応しました。 |
こちらはお客様が軽症かつ在宅で、シッターと接触せず「お散歩」のみのお世話なため対応できたケースです。
ペットシッターにお願いできない場合は?
新型コロナ感染の入院などでペットのお世話ができない場合、そしてペットシッターや誰かにお世話に来てもらうことができない場合は、ペットホテルや信頼できる知人に預かってもらうしかありません(東京近郊の人はアニコムさんの預かりサービスもあります)。
もし、そのような預け先や知人がいない場合は、お住いの自治体の保健所・動物愛護相談センターなどにお問い合わせください。
万一に備えた準備をしておこう
いざ、自分が感染者となると、精神的なショックや手続きのバタバタで、なかなかペットに手が回らないことが予想されます。
ですので、日頃から万が一の際に協力し合えるペット仲間を見つけておくことも大切です。
また、フードやペットシート、常用している薬などは、いつもより多めに備えておきましょう。
ペットの性格、かかりつけの病院、食事の量や保管場所など、お世話に必要なメモを用意しておくと、万一即入院となったときも的確に情報を残すことができます。
ペットのためにも、感染予防の意識を高く持つ
特に一人暮らしでペットを飼っている方は、自身とペットの関係は一心同体です。大げさに言えば、感染してしまったらペットの生活が一変してしまうことになります。
「ペットのためにも絶対に感染しないぞ」という強い感染対策意識を持ちましょう。
とはいえ、いつ誰が感染してもおかしくない状況です。
万一に備え上記のような「準備」をしておくことで、不安な世の中で少しでも安心し、また実際に備えることで通常以上に予防意識も高まるでしょう。
最後に
今はこうして、見えない敵の無作為な攻撃に鉄壁のガードで対応するしかありませんが、必ずや強烈なカウンターをお見舞いし、平穏と日常を取り戻す日がくると信じています。
それまでは、色々我慢して自粛生活を継続するしかないのかもしれません。
(ペットにとっては、飼い主さんと過ごせる時間が増えて嬉しいかもしれませんがσ(^_^;))
私も休日に家にいることが増えたので、暇でどんどん四コマ漫画を書き溜めています。
近いうち大量放出する日が来たら、ぜひ覗いてみてください^ ^
by 倉西