食欲の秋を迎え、これからは寒い冬を乗り越えるため、本能的に脂肪が付きやすくなるシーズンです。
先日、派手に背中を寝違えてから四連休を挟み、それはもう怠惰に安静に過ごしていたため、私事ですが食べ過ぎ、運動不足が止まりません。
怪我をしても腹が減るし、運動してもしなくても腹が減るのが人間、いえ動物です。
かつてソクラテスは「食べるために生きるな、生きるために食べよ」といいましたが、食べるために生きようと、生きるために食べようと、本能を前にそんな理屈は“ニワトリが先か卵が先か”みたいな話しで、腹が減ればどちらもペロリです。
人は食べたいものがあっても「我慢する」という選択ができますが、ペットはそうじゃありません。
「食べる」ことは、生命活動において最も重要な行為で、特に犬の場合は猫よりもがっついて食べるイメージがあるのではないでしょうか?
フード皿から一気に平らげたり、おやつを前にダラダラとヨダレを垂らすイメージが、それとは対照的にフードをむら食いしたり、気に入ったものしか食べない猫に比べ、食への執着が強いように見えるのかもしれません。
しかし、これらは単に犬と猫の食性の違いであって、決して「犬が猫より食い意地が張っている」ということではありません。
じゃあ、その食性の違いとは何か?
なぜ犬は食べ物を前にヨダレを流すのか?
今日はお腹が空いたのでここまで。
続きは明日書きたいと思います。
by 倉西