暗いニュースの陰で、こんな素敵な出来事もありました。
“空っぽ”になった犬の保護施設で職員が大喜び。新型コロナ禍に里親になる人が急増中
世界中で新型コロナウイルスの感染が広がる中、一つの明るいニュースが入ってきた。
普段は引き取り手を待つ犬で溢れるアメリカ・フロリダ州にある動物保護施設の一角で、全ての保護犬に里親が見つかり、スペースが空っぽになった。
施設が4月14日にFacebookで報告し、開設以来初めての快挙を喜ぶ職員の動画を投稿した。投稿は「信じられないぐらい喜ばしいことが今日ありました」と前置きした上で、「パームビーチ郡の動物保護施設史上初めて、3つある犬用保護スペースのうちの1つが空っぽになりました!」と喜んだ。CNNによると、アメリカ国内の動物保護施設の多くでは、新型コロナウイルスによる自宅待機中に新たにペットに費やす時間が増えた人たちから、里親の申し込みが急増しているという。 一方で、職を失ったり心を病んだりして、世話ができなくなった人たちのペット放棄が増える恐れもあると指摘している。
新型コロナの影響で、アメリカでは「ヒヨコ」がバカ売れしている、というニュースを耳にした人も多いと思います。
仕事も休みで家にいる時間が増え、先行き見えないコロナの不安や、また社会的な孤立を癒すために、ヒヨコを育ててみたいという人が急増したのです。
「この世界を思い通りにすることはできないけれど、動物に向ける愛は自分の思うまま」という素敵なメッセージをニューヨーク・タイムズに語った女性もいます。
こうしたある種の庇護欲は、このような災難時に特に駆り立てられるものなのかもしれませんね。
ぽっかり空いた心の隙間を、動物たちが埋めてくれます。
色々制限され、不安ばかりが募る“非日常”の中でも、このような人間味あふれる優しいニュースを見るとほっこりしますね。
by 倉西