ネズミ年にかこつけて、今回もネズミの話題をお届けします ~( C・> チュー
世界の珍しいネズミを調べてみました。
●トゲマウス
分類:ネズミ科 トゲマウス属
生息地:エチオピア、ケニア、サハラ砂漠
体長:6~8㎝
体重:60g
別名、トゲネズミ。
背中にトゲの様な毛が生えているのが特徴。
トゲと言っても毛が剛毛になっており、この毛はハリネズミの様に身を守るものではなく、体温調節のため進化したと考えられている。
日本にはオキナワトゲネズミがいるが、近年その生息数は激減しており、2016年には国内希少野生動植物種に指定されている。
ペットとしては、カイロトゲマウスが有名。
|
●ハダカデバネズミ
分類:デバネズミ科 ハダカデバネズミ属
生息地:ソマリア、ケニア、エチオピア
体長:10.3~13.6cm
体重:9~69g
名前の通り、変わった前歯をしている体毛のないネズミ。
地中にトンネル状の巣穴を掘り生活している。特徴的な前歯は土を掘る時にも使用されており、硬く強い。
1つの巣穴(コロニー)では20~40匹の群れが生活し、女王ネズミ、繁殖ネズミ(オス)、働きネズミといった階級がある。
寿命は30年程といわれており、一般的なネズミに比べとても長い。
|
●マーラ
分類:テンジクネズミ科マーラ属
生息地:アルゼンチン、パタゴニア
体長:50~75cm
体重:8~9kg
世界最大のネズミであるカピバラに次いで、ネズミの仲間ではかなり大きい。
一見、ウサギの様にも見えるが、モルモットに近い仲間。運動能力が高く、最高速度は時速50kmにもなる。
近年、生息地が減少しており、IUCN(国際自然保護連合)によって「準絶滅危惧種」に指定されているが、いずれ「絶滅危惧種」に指定されるとみられている。
|
ネズミも多種多様ですね。
このネズミたちは日本の動物園で見ることができます。(一部非公開の動物園もあります)
興味がありましたら是非見に行ってみてください(^^)
スタッフ 木村