『オペラント条件づけ』とは「道具的条件づけ」や「スキナー的条件づけ」とも呼ばれ、犬が行動した結果「いいこと(快刺激)」が起きればその行動の頻度が増え、「嫌なこと(嫌悪刺激)」が起きればその行動の頻度は減少する(※その逆に快刺激が消失すればその行動頻度が減少し、嫌悪刺激が消失すればその行動頻度が増加する)学習のことをいいます。
犬が“飛び付いた”ときに構ってもらえる(=「いいこと」が起きる)と、犬の“飛び付く”という行動の頻度は増加し
“飛び付いて”も無視される(=「いいこと」がなくなる)と、その行動の頻度は減少する
また、“飛び付いた”ときに叱られて(=「嫌なこと」が起きる)も、その行動の頻度は減少する
ただし、嫌なこと(嫌悪刺激)を与えて犬の行動を減らそうとするのは、倫理や福祉に反しているため好ましくありません。
『オペラント条件づけ』の4つのパターンについては、こちらもご覧ください。
オペラント条件付け
正の強化・・・行動後の刺激の出現により行動頻度が増す
正の罰(弱化)・・・行動後の刺激の出現により行動頻度が減る
負の強化・・・行動後の刺激の消失により行動頻度が増す
負の罰(弱化)・・・行動後の刺激の消失により行動頻度が減る
正の罰(弱化)・・・行動後の刺激の出現により行動頻度が減る
負の強化・・・行動後の刺激の消失により行動頻度が増す
負の罰(弱化)・・・行動後の刺激の消失により行動頻度が減る
by 倉西