『拮抗(きっこう)条件づけ』とは、すでに犬が苦手意識を持っている“刺激”に対し、それを“いいことが起きる前触れ”と学習させて、「不快」から「快」の刺激に変えていくしつけのことです。
過去の経験などから、“怖い・嫌い”な相手に見せるネガティブな反応
嫌悪刺激とは真逆の“大好きなもの”が提示され、怖い≠でも食べたい と、好きと嫌いが拮抗している状態
「おいしい・嬉しい・楽しい」などのポジティブな感情が刺激対象と結び付けられ、「怖い」記憶が塗りかえられる
インターホンの音にワンワンと反応するなら、ピンポンの音きっかけでオヤツがもらえる→「快」に変えていきます。
「拮抗条件づけ」は、「系統的脱感作」と“合わせて行っていく”のが理想です。
by 倉西