本部スタッフの倉西です。
私は右投右打左箸です。
左利きはかっこいいというイメージから、学生の頃はひたすら左で文字を書く練習をしたのですが、結局身についたのは箸の持ち方だけでした。
同じく学生の頃、文字は左だけど○や△などの図形は右じゃなきゃ書けないという特殊な友人がいて、彼は句点( 。)のたびに鉛筆を持ちかえていましたね(笑)
犬猫はどっち利きが多い?
人間は90%が右利きだそうですが、犬や猫はどうなのでしょうか?
クイーンズ大学の実験によると、猫が小瓶からマグロを取り出すテストでは、オスは21匹中20匹が左手を使用したのに対し、メスは21匹中20匹が右手を使用したとのこと。
これはちょっと気になりますね。
ご自身の猫が「どっち利き」なのか、調べてみるのも面白いと思います。
猫じゃらしに最初に反応する手、また頻繁に使う手で判別ができますが、トルコのアタチュルク大学の研究では『50%の家猫が右利き、40%の家猫が左利き、10%の家猫が量利き』という結果になったそうです。
一方、犬は右利きも左利きもほぼ半分ずつに分かれるようで、猫のような器用な両利きは極めて稀だといいます。
犬の利き手チェックには「おて」が有効にも思えますが、右利きが大半を占める人間が右手を出して「おて」をしますので、必然的にわんちゃんも右手を出すことが多くなるかもしれませんね。
毎回「おて」「おかわり」とさせていても、そういえば最初に出す方の手ってどっちだっけ?という方も多いでしょう。「おて」は英語圏では「shake」と言って“握手”の意味もありますので、やはり最初は右を出す犬が多いそうです。
コングなどの知的玩具に取りにくいおやつを入れ、どちらの手をよく使うか。また、甘えるときや何かを催促するようなしぐさで、いつも出す手はどっちか。少しかわいそうですが、鼻先にテープなどを貼って、どちらの手で取ろうとするか、などで調べることができます。
後書き
ちなみに、私が左箸になったきっかけは「ダイエット」でした。
すごく食べづらくて(最初はつかむのもそうですが、特に口に運ぶときの距離感がめちゃくちゃ難しかった)必然的に食べるのに時間がかかるため、早食いを防止できます。
・・まあ、今では右手以上に器用に使いこなすので、全く意味はなくなったのですが。
ダイエットさせたいワンちゃんには、利き手の「おかわり」はさせても、ごはんの「おかわり」は禁物ですね。
by 倉西