「10・10」を横に倒すと眉と目の形に見えることから、本日10月10日は『目の愛護デー』だそうです。
奇しくも10年前の夏、私は一世一代のレーシック手術を行い、現在の眼鏡いらずの快適生活を手に入れていますが、そもそも犬や猫の“視力”って、どれくらいなのでしょうか?
犬猫の『視力』はかなり低い
人間の視神経が約120万本あるのに対し、犬や猫は17万本程度しかありません。
ですので結論から言うと、人間の視力換算で0.2前後と、決して“視力が高い”とはいえません。
しかし、はっきりくっきり『モノをクリアに見る』ことは苦手でも、こと“動くモノ(動体視力)”に関しては、話しが違ってきます。
特に、猫の脳には“動きに反応する特定の神経細胞”が見つかっていて、動くターゲットを捉えると周りの風景をぼかしてでも獲物にピントを合わせ、正確にその距離を測ることができるとさえ言われています。
小さくて動きの速い獲物を捉える、ハンターとしての特徴ですね。
この卓越した動体視力でテレビを見ると、我々にはなめらかに見える1秒間/24コマの映像が、まるで紙芝居のように1コマずつ止まって見えるというから驚きです。
たまに猫がじーっと一点を見つめているとき、何か我々には見えない霊的なものが見えているのでは??と不安になりますが、あれは“見ている”というよりは、“音を聞く”ために集中しているのだとか。
犬や猫は視力は劣っても、嗅覚や聴覚は人間よりずっと鋭いですからね。
良かった^^
お化けじゃなくて、怨霊たちの呻き声が聞こえていたのですね。
・・じゃなくて、我々には聞こえない電化製品のかすかな音や、壁の中の配管の水音、はたまた遠くの足音など、“ちょっとした音の変化”に耳を澄ませていただけなのですね。
by 倉西