第11弾のペット図鑑は、
『ノルウェージャンフォレストキャット』です。
ふわっとした被毛が特徴的な猫ちゃんです!
原産地:ノルウェー
体重:♂4.5~8.0kg ♀2.8~5.5kg
体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:長毛
カラー:単色、タビー、バイカラー等のほとんどのカラーパターン
~歴史~
名前の通りノルウェー原産の猫で、森林の中で生息していました。
ルーツに関しては諸説ありますが、北欧神話のモデルになったと言われるほどの非常に古い歴史をもちます。
1930年頃にキャットショーに登場するも、一時は戦争の影響から絶滅の危機まで陥りました。しかしノルウェーのブリーダー達の努力により復活、1980年代以降にようやく正式な猫種として認められました。
飼育頭数ではトップ10に入るなど、日本でも高い人気を誇っています。
~外観~
骨太でがっしりとした印象を受けます。
メインクーンに似ていると言われることもあるようですが、ノルウェージャンフォレストキャットは顔周りの飾り毛がより豪華なのが特徴的です。
身体の大きさに比べて尾は長く、体長と同程度の長さがあります。
顔は逆三角形の形をしており、アーモンド型の大きな目は吊り上がり気味で、耳の間隔はやや広めです。
~特徴~
長毛種の中では比較的運動量が多いタイプです。
森林の中で生息していた名残からか、高いところを好む傾向にありますのでキャットタワーや家具を上手く配置しましょう。
また中~大型の猫種に共通するように、ノルウェージャンフォレストキャットもゆっくりと成長し3~5年かけてようやく成猫となります。
~被毛~
ノルウェーの厳しい寒さに適応するため、2層の厚い被毛を持ちます。
オーバーコートのやや硬めの長い被毛には撥水効果、アンダーコートのふわふわとした柔らかい被毛には寒さに耐えるための防寒性に優れます。
豊富な被毛を美しく保つためには定期的なお手入れが必要となりますので、小さい頃からグルーミングに慣れさせておきましょう。
~病気~
特に未去勢のオスは、尾部腺の皮脂の分泌が過剰になり、尾のつけ根に黄~黒色のワックス状に皮脂が固まるスタッドテイル(尾腺炎、尾腺過形成)になりやすいと言われています。
悪化すると皮脂で毛が固まることにより不衛生になり、炎症をおこし化膿してしまうことがあります。
日ごろから身体全体を清潔にしておき、スタッドテイル専用のシャンプーを利用するなどして予防に努めましょう。
猫の手フェチなのですが、ノルちゃんは骨太な骨格とモフモフの被毛のおかげで特に手先が真ん丸としていて可愛らしいです。ずっと見ていられそうです。笑
我が家の猫は体つきもシュッしていて手も小さいのですが、ノルちゃんぐらいしっかりした手から繰り出される猫パンチはやはり力強いのでしょうか。なかなか強烈そうです…。