ボディランゲージやカーミングシグナルなど犬の『表情』や『しぐさ』から、私たちはたくさんのペットの気持ちを読み取っています。
同じ言語を使わないからこそ、目や口角、体全体を使って伝えてくるペットの感情に、私たちは言葉以上に感情を揺さぶられるのかもしれませんね。
そうしたペットの「嬉しい」「怖い」といった感情の起伏は、おそらく多くの場合“そのベクトル”として見誤るようなことはないでしょう。
人間のように、顔で笑って心で泣いて、といった器用さはもちろん、腹の中では別のことを考えている・・なんて腹黒さも犬は持ち合わせていません。
怖ければ怖い、嬉しければ嬉しいといった素直な感情が、表情や行動に表れます。
「でも、もっと犬の気持ちが読み取れたら楽しいだろうな・・」と思ってる人に朗報です。
また一歩、現実世界のアイテムが、ドラえもんの世界に近づきました。
災害現場における救助犬の活動能力向上のために、犬の情動がリアルタイムに推定できるサイバースーツの開発に成功したそうです。
犬の体に電極を固定し(インナーウェアを着せるだけ)、データに基づいて犬の「快」「不快」といった感情を判定します。
ふむふむ・・・心電計と慣性センサが搭載されたサイバースーツにより~、ほうほう・・・人工知能アルゴリズムで情動判定結果をモニタリング~・・・なるほど、全く分からん。(詳しくは記事を)
ただ、これが実用化され更に研究が進めば、この技術により『人と犬との新たなコミュニケーション方法』の開発にもつながるとのことですので、近い将来バウリンガル以上に正確な「感情読み取りスーツ」ができるかもしれませんね。
体全体を使って「嬉しい!嬉しい!」と喜んでくれているのに、その上デジタルデータでも振りきらんばかりに『快』を示していたら、もうたまらなくなってしまいますね(笑)
その逆に・・お出かけするときは、これまで以上に後ろ髪を引かれそうですが・・。
by 倉西