犬と猫は、どちらが賢いのか!?
人間の言うことをよく聞く犬か?それとも付かず離れず人間を手玉に取る猫か?
犬猫の“賢さ”が研究で明らかに?
何を持って「賢い」とするのか、その線引きはとても難しいところですが、米テネシー州ヴァンダービルト大学の研究者らが次のような研究を発表しました。
【記事の概要】
- 脳の大きさと知能は比例せず、大脳皮質に持つニューロンの絶対数が、その動物の知性の豊かさを決定する。
- ヒグマはゴールデンレトリーバーより3倍大きい脳みそを持っているが、ニューロンの数はゴールデンレトリーバーより少ない。
- 犬猫を比較した場合、猫の脳の重さは32g、犬の脳は100gと3倍程度の違いがある。
- ニューロンの数は、犬が5億3000万で猫の2億5千万を2倍以上上回ることから、犬の方が知的であるといえる。
どうやら、「知性」のバロメーターとなるニューロンの数では、犬が猫を圧倒したようです。
確かに、それぞれの「社会性」は異なるものの、犬の“学習能力”には目を見張るものがあり、さすが長い歴史で人間のパートナーとして活躍してきただけのことはあると、納得感もありますね。
ニューロンの数とその他の動物
しかし記事では、「ニューロンはひとつの指標に過ぎず、必ずしも猫の知性が劣ると結論がついたわけではない」と結んでいます。
それに、ニューロンの数だけなら、人間をはるかに凌駕する動物もいるくらいですから(wiki「動物のニューロンの数の一覧」)、また新たな切り口で「やっぱり猫の方が賢い」と主張する研究も現れるかもしれません。
ネコ | 2.5億 |
イヌ | 5.3億 |
チンパンジー | 62億 |
アフリカゾウ | 110億 |
人間 | 210億 |
ヒレナガゴンドウ(イルカ) | 372億 |
後書き
犬猫知性論争・・・そもそも「どちらが賢いか」なんて、犬派も猫派も気にしていないのかもしれませんね(笑)
「賢さ」と「愛情」はイコールではありません。
高校受験を控えた甥っこの勉強に答えられなくても、昔かわいかった面影が決して薄れたりしないように・・・例え自分より偏差値の高い高校を受けようと・・・昔は圧勝したゲームに勝てなくなろうと・・・そ、、そんなことはどうでもいいのです。
(来年のお年玉は減らしたいと思います)
by 倉西