夏が熱い!陽射しが痛い!!
子供の頃に感じていた「ワクワクする暑さ」が思い出せない程、日々の暑さが疎ましくなってきました。
そんな暑い日、海水浴に行かれる方も多くいらっしゃるかと思います。
今日は、そんな海水浴で出会ったら危険な生き物達をご紹介いたします。
●クラゲ
ハブクラゲ、アンドンクラゲ、カツオノエボシなどのクラゲは強い毒を持っています。
触手にある刺胞に刺されると体内に毒が入り、激しい痛みと炎症を起こします。
刺された場合は、触手(刺胞)を素手で触らないようピンセットなどで抜き、氷嚢などで冷やすようにしてください。そしてすぐに病院へ行きましょう。
●ヒョウモンダコ
日本沿岸に広く生息している体長5~15cmほどのタコです。小さいタコですがその毒は強力で、なんとフグと同じ「テトロドトキシン」を含んでいます。
噛まれると体に痺れが生じ、眩暈や言語障害、重症の場合は呼吸困難に陥ります。
噛まれた場合は、患部から毒を出し、毒が全身に回らないよう余り動かないようにしてください。そしてすぐに病院へ行きましょう。
●アカエイ
砂の中に埋もれて見えないため、誤って触れてしまい刺されることがあります。
鋭く硬いトゲに刺されると激痛がはしり、痙攣や嘔吐、筋肉麻痺などを起こす場合もあります。
刺された場合は、トゲを素手で触らないようピンセットなどで抜き、火傷しない程度のお湯(45度位)に30分程浸しましょう。そしてすぐに病院へ行きましょう。
アカエイのトゲは返しが付いている為、刺されても抜けない場合があります。無理に抜くと傷口が広がりますので、その場合は無理に抜かず、すぐに病院へ行き手術などで抜いてもらいましょう。
他にも、アンボイナガイやイモガイ、ウツボ、オニヒトデなど危険な生き物は沢山います。
ちなみに、我が家の亡き愛犬は海に遊びに行った際、落ちていた海藻を食べてしまった逸話があります。
家族から「本当に何でも食べるね!目が離せない!!」と呆れられました。
幸いにもお腹を壊すこともなく元気いっぱいに過ごしていましたが、もし毒を持つ生き物に興味を示していたらと怖くなりました。
人にとって危険な生き物はペットにも危険です。
海水浴に行かれた際は気を付けて遊びましょう。