本部スタッフの倉西です。
パンダの赤ちゃん誕生で沸く上野動物園で、今日から動物達と触れあえる「子ども動物園すてっぷ」がリニューアルオープンしました。
ウサギやモルモットなどの小動物、また牛や馬など大型な動物にも触れあえるということで、都会育ちで動物と接する機会の少ない子ども達には、よい体験学習の場となること請け合いです。
子どもの頃は普通に触れていたけど、大人になって触れなくなった動物って、たくさんいると思います。・・主に昆虫とか爬虫類。
これって、どういう心境の変化なんでしょうかね?
それに対し、同じ哺乳類の近しい種族に対しては、サイズこそ違えど犬・猫・象・馬など、四足歩行で体型が似通っていることもあり、大人になっても寛容的に受け入れられます。
形がいびつなもの、動きが特徴的なもの、に対しての嫌悪感(?)や苦手意識は、まだ固定観念が定まらない子どもでは好奇心の方が勝り、マイナスなイメージにつながらないのかもしれませんね。
しかし、実際対面したら怖い動物というのは、私の経験では圧倒的にデカい動物です。
<写真はイメージ>
以前山登りをしていたとき、野生のシカに遭遇したことがあるのですが、道幅は狭く、向こうからきたシカとしばらく睨み合い?している間、私は生きた心地がしませんでした。決して獰猛な動物ではないとはいえ、顔の高さは人間の胸くらいあり、頭には立派な角が生えていて、その距離5メートルです。相手も恐怖から、あんな角でもし突進してきたら・・と思うと、膝ががくがく震えましたね。
名誉の為に付け加えると、今思うとあれは武者震いだったのかもしれませんが。
結局、野生のシカは私のオーラに圧倒されてか、崖のような道なき道へジャンプして消えていきましたが、今思い出しても人生の絶体絶命の瞬間ベスト3に入る恐怖でした。
地球上にはいろいろな動物が住んでいます。
自分のこと、人間のことだけじゃなく、いろいろな動物と触れあい命の温度を知ることで、私のような強く優しい人間に育ってもらいたいと思います。
by 倉西