ペット図鑑第5弾。
今回は猫の王様とも呼ばれるペルシャです☆
タイプ:コビー
体重:3.0~5.5kg
被毛:ロング
カラー:ホワイト、クリーム等の単色からパーティーカラー、タビーなど様々
~歴史~
ペルシャは非常に古い歴史をもちます。
起源には諸説ありますが、中東アジアに生息していた猫がヨーロッパに渡った後、現在の姿に改良されていったようです。
1871年に行われたキャットショーにペルシャが登場すると、その見た目の華やかさに一気に注目が集まりました。当時の毛色はブラック、ブルー、ホワイトの単色のみでしたが、年月と共に様々なカラーが生まれています。
~特徴~
真ん丸の大きな目に、つぶれた短い鼻と愛嬌のある顔立ちをしています。
典型的なコビータイプの体つきで、コンパクトでありながら全体的にがっしりとした体型が印象的です。
ダブルコートの長い被毛が体全体を覆っており、特に首周り・しっぽの毛はゴージャスです。
運動量は少なく、大人しくのんびりとした性格の子が多いようです。
~飼育上の注意点~
他の猫種と比べて涙鼻管が狭いため、涙が溢れやすい構造をしています。
そのため放置していると涙や目ヤニが固まってしまい、いわゆる涙やけの状態になりやすくなります。
湿らせたコットンなどで目の周り優しく拭き、こまめにケアしましょう。
また豊富な被毛を持ちますので、ブラッシングはまめに行う必要があります。
美しい被毛をキープできるよう日頃からお手入れを怠らないようにしましょう。
~チンチラもペルシャの仲間です~
ペルシャとチンチラは別の種類と捉えられることもありますが、ゴールデンとシルバーの毛色をしたペルシャのことをチンチラと呼びます。
他のカラーのペルシャと比べるとアイラインがしっかりしており、目の色はグリーン系が多いようです。チンチラはペルシャの中でも特に被毛が美しいことから非常に人気となっています。
ただでさえ暑いこの時期ですので、もこもこの被毛を持つペルシャは温度管理を特に気を付けたいですね。
猫といえばペルシャ、という方も多いかもしれません。
ペルシャを撫でながら優雅な時間を過ごす…そんな生活をされている方がどれだけいるかは分かりませんが、猫好きとしてはやはりこのふわふわの毛並みは憧れの存在です。