夏の風物詩“花火”は、見ている分には「たーまやー」で楽しいのですが、音だけ聞こえたり建物が邪魔でうまく見えなかったりすると、何だか損した気分でテンションが下がってしまいますよね。
ただ、人間よりももっとテンションだだ下がりなのは、花火が苦手なペットたちです。
昔実家で飼っていたシーズーは、それはもう可哀相なほど花火が苦手で、遠くにかすかでも聞こえようものなら最後、この世の終わりのような表情で身を寄せて来て、密着させた体は終始ブルブルと震えていました。
体を密着させているにも関わらず、さらに奥に奥に逃げ込もうとするので、花火大会の日は毛布を用意し、何重にも包んで上からなでてあげていたくらいです。
あの音や振動が怖いのか、花火や雷を怖がるペットは多く、突然の轟音にパニックを起こし飛び出してしまうケースも珍しくありません。そうしたことから、8月は一年でも一番ペットの脱走事故が多い時期でもあります。
特に、今年が初めての花火体験となるペットの場合は、首輪のサイズや係留状況、クレートや脱走経路がないかなど、気をつけてあげたいですね。
たーまやー!が、タマや~!にならないよう、くれぐれもご注意を!
by 倉西