最新の犬の名前ランキングと、約100年前(明治43年)の犬の名前ランキングを比べてみました。
明治43年(1910年) | 2016年11月発表 | |
1位 | ポチ | ココ |
2位 | ジョン | チョコ |
3位 | マル | モコ |
4位 | クロ | モモ |
5位 | アカ | マロン |
6位 | ポーチ | ハナ |
7位 | ボチ、チイ | ソラ |
8位 | レオ | |
9位 | シロ、ハチ、チン、タマ | モカ |
10位 | サクラ |
昔は犬といえば「ポチ」、猫といえば「タマ」という名前が主流で、最新チャートへのランクインこそないものの、今でも“そのイメージ”は根強く残っていますね。
面白いのが、当時はそこから派生した「ポーチ」や「ボチ」までもランクインしていることです。
100年前流行った名前のユニークな由来
ちなみに、明治43年の新聞に掲載されたデータによると、13位は「カメ」だったそうです。
「チョコ」や「マロン」など、犬に“食べ物”の名前をつけることはあっても、“他の動物”の名前をつけるというのは、なかなか斬新ですね。なんでもこれは、外国人が犬を呼ぶときの「Come here(カム・ヒア)」を、当時の日本人が「カメ」と聞き間違えたことが原因で、そのため当時は「洋犬」には「カメ」というルビがふられていたのだとか(笑)
さすがに、動物の「カメ」ではなくて安心しました。
最近ではカメのお世話依頼も増えてきていますので、ワンちゃんと一緒に飼われていて、もし犬の名前が「カメ」で、亀の名前が「ワン」だったら、混乱を招きそうです。
「カメを散歩させて、ワンちゃんのご飯は一日おきで~・・」
なかには、犬なのに「ネコ」、猫なのに「イヌ」なんて奇抜な名前をつけている方もいらっしゃるかもしれませんね。
最近の人気名前の傾向
最近の傾向では、「ココ」が6年連続で一位を獲得し、絶対の人気を誇っています。
ココだけにここしばらくはココブームが続きそうですが、虎視眈々と一位の座を狙っているのが、4年連続2位の「チョコ」です。
後書き
今年も11月1日の「犬の日」にアニコムさんから発表されると思いますが、まさかの純和風に回帰し、一位を獲得するのがチョコならぬ「千代子」なら衝撃ですね。
by 倉西