ペット図鑑第9弾はワイマラナー。
日本ではあまり見かけないかもしれませんね。
見た目にもとても綺麗な犬種です。
原産地:ドイツ
体重:30~40kg
体高:60?~70?
カラー:グレー、シルバー、ノロジカ
~歴史~
ドイツでは狩猟犬として活躍していました。
獲物の位置を知らせる(ポインティング)、回収運搬をする(リトリーブ)、追い立てて飛び立たせる(フラッシング)など、狩りに必要なあらゆる能力を備えているオールラウンド型の狩猟犬といえます。
現在は狩猟の用途のみならず家庭犬としても人気を得ており、特にアメリカでは人気のある犬種です。
~特徴~
活発で運動を好む犬種です。毎日1時間程度はしっかりとお散歩を行いましょう。
また知的さも兼ね備えていますので、頭を使うゲームやトレーニングを取り入れましょう。寒さに弱い犬種としても知られています。真冬の時期のお散歩には服を着せるなど寒さ対策をしましょう。
~病気~
ワイマラナーのような胸の深い大型犬は胃捻転を起こしやすい傾向にあります。
何らかの原因で胃が拡張すると、少し体が揺れただけでも胃が捻じれやすくなります。そのため食後の激しい運動・一気食い・水のがぶ飲みなどにより胃捻転を引き起こすと言われています。
ただし実際に発症した犬を見ると、必ずしもそういった状況でない場合も多いため、明らかな要因は分かっていませんが十分に気を付けなければなりません。
~被毛~
グレーの光沢のある被毛は屋外で保護色になり獲物からは姿を捉えられにくいため、別名「シルバー(グレー)ゴースト」と呼ばれていました。
短く硬い被毛は滑らかで、手入れはたまにブラシをかけて余分な毛を落とす程度で済みます。最近はロングタイプの被毛も人気です。
先日Can!Do!さんにお邪魔した際に生後3ヵ月のワイマラナーがいました。
ワイマラナーを見たのも初めてだったのですが、パピーながらも漂う高貴な雰囲気。
その子は女の子でしたが「かっこいい…!」と思わずにはいられませんでした。