何かを失くし、探しているときの焦燥感はたまりません。
見つけたときの安堵感よりも、逸失してしまった喪失感の方が、人生で多かったような気がします。
「あれ、おっかしいな・・確かここに・・」と、何度も確認したはずのところを探してはまた落胆し、さらに他の既に確認済みのところをチェックして絶望するという、探し物の魔のスパイラル。
特にペットシッターは、大切なペットはもちろん、留守中のお世話には『合鍵』もお預かりしますので、絶対に失くしてはいけないものを常に管理しなくてはなりません。
時代はどんどん進化していきます。
スマホARアプリ『Pixie』
ARとは「Augmented Reality」の略で、「拡張現実」のこと。
分かりやすくいうと「ポケモンGO」などのように、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、失くしそうなものに予めアプリと連動したタグを付けておけば、スマホのカメラをかざすだけでその位置まで誘導し“捜しモンGETだぜ!”できるという優れもの。
お値段も3,300円ほどで、水に濡れてもOK。バッテリーも一年持つというから、ペットの首輪に付けておくと、いざというときに安心かもしれませんね。
どんどん便利アイテムやサービスが進化していく近未来、そのうち「失くす」とか「忘れ物」という概念さえなくなるかもしれません。
そんな時代に生まれていれば、小学生のとき「絵が上手で賞」「掃除が得意で賞」「花の水やり頑張ったで賞」と何かしらクラス全員に与えられる賞で、「忘れ物が多かったで賞」なる不名誉な受賞をしなくて済んだのかもしれません・・。
by 倉西