昨日、9月20日に紀伊國屋新宿本店にて『建築知識10月号「犬のための家づくり」&書籍「猫のための家づくり」発売記念トークイベント』が行われました。
本書は、建築専門出版社が建築視点で考えるペットのための家づくりをテーマに、「どうしたら犬猫がストレスなく暮らせるか」「部屋を傷つける/吠えるなどの問題行動を抑制できるか」といった数々の問題解決のための具体策を、生態基礎知識も踏まえて分かりやすく解説しています。
面白いのが、元々は建築の専門誌『建築知識』の特集「猫のための家づくり」が、普段はこのような専門書とは無縁の幅広い層に受け?売り切れが続出”したことから本書が誕生していますので、たとえばキャットウォークの設置例などミリ単位の図面で説明されていたり、よくあるペット本にはあまり見かけない、分かりやすい図面や画像が満載なところです。
興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
そして奇しくも同日の昨日、同編集部の方の取材協力をさせていただきました。
取材というよりは、ヒアリングに近い形式の座談会で、“実際にペットのお宅を訪問するペットシッターの経験が、こうした「ペットのための家づくり」に活かせるか”、キャリア20年のベテランシッター「ペットシッターSOS両国店」の代表森田シッターにお話しをしていただきました。
編集者の方が調査中に当ブログや、ペットシッターコラムに行きついたのがきっかけでお声掛けいただきましたので、ちゃっかり私も同席することに^^
「建築専門」の視点で、どこまで私たちの話しがお役に立てたかは分かりませんが、もし第二弾で掲載されるようなことがありましたら、改めてお知らせしさせていただきたいと思います。
当初、取材は1時間程度の予定でしたが、編集者の方でも猫を飼っている人がいたりと色々と話が尽きず、終わってみれば3時間近くもかかっていました。
せっかくですのでブログ用に取材風景の写真を撮ろうと思っていたのですが・・・すっかり忘れてしまいましので、イラストでお伝えしたいと思います。
ちょっと私の絵だけタッチに力が入ってしまいましたが、こんな感じで畑違いの「建築」目線でお話しを伺え、また新たな視点からペットと暮らす人々のニーズを知ることができました。
ペットのための住環境の工夫やリフォームが当たり前のように望まれる時代です。
ますます人と動物の生活が双方にとって快適に、楽しいものとなっていきますね。
by 倉西