本部スタッフの倉西です。
梅雨らしい天気が続いていますね。
ペットシッターにとっては大変ですが、それでも気温がそこまで上がらず、ジメジメしていないことだけは助かりますね。
一般的な飼い主さんの場合、雨の中お散歩に行くとしても、朝夕の内どちらかは曇りだったり、比較的雨の弱い時間を選択することができますね。
しかしペットシッターの場合は、スケジュールが立て込むとそうはいきません。
下手したら、一日中雨の中を歩くことも珍しくなく、雨天対策には皆さんそれぞれ気を付けています。
そこで、ペットシッターが普段どんな雨対策をしているか、その一部をご紹介したいと思います。
雨用の履物は?
雨だけに、長靴タイプの靴を思い浮かべる人も多いと思います。
もちろん、一日2~3件のお散歩なら、長靴でも問題ありません。しかし、何件もお散歩が続き長時間履いていると、底が薄く歩きにくい長靴では、足裏やふくらはぎが痛くなってきてしまいます。
また、いくら雨に強いとはいえ、何度もお客様のお宅で脱いだり履いたりしているうちに、滴が入って少しずつ中の方も濡れてきてしまいます。紐タイプのように足首を固定しているわけではありませんので、中が濡れるとどうしても靴の中でつるつると足裏が滑り、歩くたびにつま先がぶつかってしまいます。
お勧めなのは、防水タイプのスニーカー。
防水、撥水加工がしてあるとはいえ、多少濡れるのは覚悟しなければいけませんが、しかし何と言っても動きやすく、犬の急な引っ張りや危険回避の際にもパフォーマンスを落としません。
また普段でも履けるので、急な雨にも対応できます。
雨合羽はどんなものがお勧め?
シッターの場合、片手がふさがってしまう傘なんてもってのほかですが、カッパもよくある透明な安物タイプのものは、すぐに破けてしまいます。
特に100円ショップで売られているようなものは、犬が飛びついたりして爪が当たれば、簡単にビリビリに破けてしまいます。
良いものは5,000円~1万円と結構なお値段がしますが、多少高くても、長く使うことを考えればできるだけ強度の高いものがお勧めです。
また、膝下くらいまで覆う全身タイプのものは、大変動きにくくパフォーマンスを著しく低下させます。お散歩で歩く、走る、糞を拾う、足や体を拭く、などのシーンで、いちいち動きを制御され、余計に疲れやすく、また大変危険です。
そのため、上下分かれたセパレートタイプのものがお勧めです。
トレッキング(山歩き)用の丈夫で専用の合羽なら、なお良いでしょう。
色は、暗くなっても目立つような、明るめのものを選びたいですね。
いかがでしたでしょうか?
もちろん、アイテムだけじゃなく、雨天用のお世話に関する注意はたくさんありますが、“雨でもお散歩を安全に楽しみたい”という方は、ぜひ参考になさってみてください。
by 倉西