ペット図鑑第2弾です。
今回はアビシニアンのご紹介です☆
原産国:エジプト
被毛:短毛種
カラー:レッド、ルディ、ブルー、フォーン
体重:3~5kg
~歴史~
約4000年前の古代エジプト時代の壁画や彫刻のモデルとなっているのがアビシニアンと言われ、現存するイエネコのなかでは最も古い歴史を持ちます。
1868年のアビシニア(現・エチオピア)での戦争後にひとりの兵士がイギリスに持ち帰ったことをきっかけに、ペットとしての改良が始まりました。一時は戦争の影響により絶滅の危機に瀕しましたがブリーダーの努力によって復活、1964年には日本で初めてアビシニアンの登録が行われました。
~外見~
シャープで筋肉質な体型をしたフォーリンタイプで、他の猫種に比べると少し小ぶりな印象です。
丸みのある逆三角形の顔には大きな耳、アーモンド型の目の下にはクレオパトララインと呼ばれる模様が入ります。
立ち姿が美しいことからバレエキャットと呼ばれることもあります。
~被毛~
弾力性のある手触りで、他の短毛種に比べるとやや長めの被毛を持ちます。
アビシニアンのカラーはレッド・ルディ・ブルー・フォーンの4色が認められており、この中で最も多いのがルディです。深みのある色合いで、他の種類ではなかなか見られないカラーです。
またティックドタビ―と呼ばれる、1本の毛に3~4色の濃淡の縞模様がはいっているため、光の加減で被毛がキラキラと輝いて見えます。
鳴き声が比較的小さいことで、最近では集合住宅に住んでいる方にも人気があるようですね。
見た目はクールな印象ですが、性格は甘えん坊さんというイメージがあります。
みなさんのお家のアビちゃんはどんな性格でしょうか~?