イギリスの心理学者ジョン・W・ピリー氏の愛犬チェイサー(ボーダー・コリー)は、1,000以上ある「ぬいぐるみの名前」を覚えたというから驚きです。
百聞は一見にしかずですので、まずはこちらの動画をご覧ください。
参照元:ロケットニュース24
この動画を見て思ったのは、私は同じ人間の言葉(英語ナレーション)さえ分からないというのに、異種言語を理解し、なおかつ消去法(初めて聞く名前が知っているものの中にはないから、これだろうと推測する)を用いて選択するという、まさにボーダーレスな知能に脱帽ーダーということです。
記事によると、3年間で1022個の単語を覚えたといいますが、たださすがに同時に1000以上の言葉を理解しているかと言われれば、やや懐疑的にならざるを得ません(動画では8個のぬいぐるみから選択)。
ぬいぐるみには、それぞれアルファベットで名前が書いてありますが、犬は当然「文字を読むこと」はできませんので、ぬいぐるみの“匂いや形状”と、“発せられる言葉”を結び付けて覚えています。
これがもし、1000個のぬいぐるみの中から、ランダムで発せられた名前のぬいぐるみをピックアップしてきたというなら、私は言葉を失うほどに驚くでしょう。驚きのあまり、幼少期の頃から肌身離さず持っていたぬいぐるみを落としてしまい、それをチェイサーくんに持って行かれるかもしれません。
「犬の言語能力」については、こちらのコラムにも詳細がありますので、お時間のある方はぜひ読んでみてください。
https://www.petsitter.co.jp/column/011.html
by 倉西