上野動物園で、待望のジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生しました。
以前に動物愛護協会の集いで、閉園後の上野動物園に何度か行ったことがありますが、照明の落とされた動物園の独特な雰囲気には、圧倒されました。
真っ暗で檻の中も良く見えないなか、動物のにおいや鳴き声だけが聞こえるというシチュエーションが、こんなにも怖いものだとは知りませんでした。
いかに人は“視力”による情報に頼っているかが、よく分かりましたね。
ちなみに、お金の話でやらしいですが、動物園の中で一番高額なのがパンダだそうです。
今回の赤ちゃん誕生による経済効果は267億円ともいわれていますので、竹や笹の食費に1日1万円といわれても、逆に「安!」と思ってしまいます。
自分の食費が1日1万円だったら震えが止まりませんが。
私は、ずっとパンダが先で、レッサーパンダが「パンダの小さいバージョン」ということで、後に名づけられたものと思っていました。
でもこれって逆なんですね?
もともとはレッサーパンダを「パンダ」と呼んでいて、後から発見された今のパンダをデカいから「ジャイアントパンダ」と名付けたそうです。それがいつの間にかジャイアントパンダの方が「パンダ」として有名になってしまい、じゃあということで従来のパンダを「レッサー(小さい方の)パンダ」と呼ぶようになったのだとか。
不憫・・。
これが自然界の厳しさなのかもしれませんね。
by 倉西