本部スタッフの倉西です。
梅雨入りした途端、一気に涼しくなりましたね。
昨晩などちょっと寒かったくらいです。
そのせいか、何だか今日は体調が優れず、膝がふわふわと奇妙な具合の悪さを感じていましたが、しばらくして二日酔いのせいだと気付きました。
お散歩、移動、それに洗濯と、これから雨が続くと、シッターのお仕事も大変になってきますね。
さらに、気温も上がってムシムシしてまいりますから・・・
と、憂いてばかりいても仕方ありませんので、今日は少しでも“梅雨”を前向きに捉えられるよう、梅雨のメリットをいくつか挙げてみたいと思います。
お肌ぷるぷる保湿ケア
恵みの雨とは良く言ったもので、この季節の湿度は肌の乾燥を防ぎ、潤いをキープしくれます。
ある研究によると、湿度65%のときの肌の水分量は、湿度が50%に低下すると約半分も減少してしまうというから、いかに空気中の湿度が肌の味方であるかが分かります。
シッターは基本的にひとりで活動する
また、ペットシッターは多くの場合、お客様がご不在のお世話宅-人がいない場所-でお仕事をします。
電車や車で窓が曇るのは、私たちの体から湿気が出ているから。人は1日に、実に1リットルもの湿気を出すといいますから、一人で仕事できるということは、めちゃくちゃポジティブに考えれば、それだけ快適なシチュエーションだと言えなくもありません。
雨は情緒的
そして雨は、実に情緒的です。空から水みたいなものが降ってくるなんて、考えてみれば何て幻想的な現象でしょう。物心ついた頃から当たり前すぎて、不思議にさえ思ってきませんでしたが、もし人生で一度も雨を見たことがない人が、天から降り注ぐ無数のシャワーに遭遇したら、そして雨上がり大空にかかる虹を見たなら、どうして小躍りせずにいられるでしょうか。
梅雨の顔に浸る
ただ一口に「梅雨」といっても、その時期や降り方によっては10以上もの呼び方があります。
梅雨入り前に見られる「走り梅雨」。梅雨入り直前の「迎え梅雨」。梅雨後期の集中豪雨を指す「荒梅雨/暴れ梅雨」や、最後期に雷を伴う「送り梅雨」。そして梅雨が明けたと思ったら降る「戻り梅雨/返り梅雨」といった具合に。また、雨の強弱によっても「男梅雨」(ざーざー)、「女梅雨」(しとしと)なんて表現もあるので、「あ~梅雨が続くなぁ・・」よりも、「おやおや今日は戻り梅雨ですか」と空をひと睨みした方が、粋というものです。
相合傘がロマンティック
ひとつの傘に身を寄せ合うカップル。太古の昔から雨は人々を洞窟など一か所に集め、そしてそれはきっと出会いの場であったに違いありません。雨と運命は実に相性が良いのです。梅雨自体、太平洋とオホーツク海で蒸発した水蒸気のぶつかり合いで生まれたものですので、今降っている雨が彼らの作品、運命の結晶と考えれば、オホーツクの味もそう悪くないかもしれません。
さて、こんな風にポジティブに色々と梅雨のいいところを並べてみましたが・・・
結局、嫌なものは嫌
ですねσ(^_^;)
ただ、今のこの“涼しさ”は何物にも代えがたい“恵み”ですから、少しでもこの状態が長く続くことを祈るばかりです。
by 倉西